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モーツァルトのピアノ協奏曲

こうしてパソコンに向かっているときも車の中でも、いつも何か音楽をかけている。CDは始終出し入れするのも面倒だから、数日から1週間くらいに一度のペースで交換していることが多い。今聴いているのは、家ではグラナドスのスペイン舞曲集、車内ではモーツァルトのピアノ協奏曲だ。

ブログの初回にも書いたように、世間で何かが流行っていると聞くと、もうそれには手を出したくなくなるのが私の性分である。モーツァルト生誕250年の今年、巷ではどこもモーツァルトモーツァルトとありがたがっていて、この時期に聴いているのはやや抵抗も感じるのだが、いい曲はやっぱりいいから仕方がない。まあ生誕何年だろうが、いつも聴いているのだからと自分に言い聞かせている。

モーツァルトのピアノ協奏曲で私が一番好きなのが第20番、第23番、第27番だ。20番と23番はその昔、ジャズピアニストのキース・ジャレットとチック・コリアがモーツァルトを弾くという企画で演奏されたことがあり、当時小学4年生だった私は、親がたまたま録画したその演奏会のテレビ放送のビデオを繰り返し見ていた記憶がある。そのときまではクラシック音楽を意識して聴こうとしたことはなかったから、これらは私がピアノに興味を持つきっかけになった曲たちと言っていいだろう。

これらのピアノ協奏曲に共通しているのは、どことなく「陰」を感じることだ。初期のモーツァルトのようにひたすら清冽で明るい雰囲気は影を潜め、長調の曲であっても決してはしゃぐことなく、何か悲しみを隠して気丈に振る舞おうとしているように聞こえる。そこがいいのである。

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