« とうかさん | メイン | トリノオリンピアード終了 »

弾けない和音

蒸し暑かったせいか早朝に目が覚めてしまった。今日はもうずっとだらだらしていようと決め、ピアノを弾いたりプロパラの問題を解いたり、電子ピアノの置きあとにできたカーペットのへこみにアイロンのスチームをあてたりしていた(お湯でしめらせてからスチームをあてると、へこみが取れるのである)。

ここのところずっとカプースチンのエチュードを練習していたのだが、ようやく譜読みが終わりまでたどり着いた。数分の曲をさらうのに何ヶ月もかかっているのだからあきれてしまう。もちろんこれで終わりではなく、これから指が覚えるまでにはさらに時間がかかるだろう。

Kapustin.jpgそれにしても、ロシアものの曲というのはどうしてこうも音域の広い和音を要求するのだろうか。もちろんそれがロシア音楽らしい重厚さを生み出すのに役立っているのは確かだが、13度届いたというラフマニノフは言うに及ばず、手が小さかったというスクリャービンですら、2と5の指で増7度(Aと♯Gなど)を弾かせるようなことを平気で指示してくる。そしてカプースチンもその例外ではない。例えば、左の写真は曲の終わりから2ページ目で、曲調が盛り上がってきて気持ちよく弾けるところだが、私にはこの左手の和音が弾けない(変ニ長調なのでEとDの音も♭つきである)。しかしこの曲はかっちりとしたメカニックなリズム感が大事であるから、アルペジオでタランと弾くようなことは、あまりすべきでないと思われる。一番上の♭Dかその下の♭♭Bのどちらかの音を省けば同時に押さえられるが、それもどうも癪だ。世のカプースチン弾きはどうしているのだろうか?

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://monsieur.ddo.jp/cgi-bin/mt_3/mt-tb.cgi/90

コメントを投稿