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平成17年度看寿賞

平成17年度看寿賞が決定したようだ。顔ぶれと作品を一目見てなるほどと納得。選ばれるべき人、選ばれるべき作品が選ばれたという気がする。

長編賞の作品はまだ鑑賞しきれていないのでコメントできないが、短編賞と中編賞のそれぞれの作品は、発表当時に一度並べてみて、これは何か賞を取らないとおかしいなと思っていた。高坂さんの作品は、もちろん銀が一回転する大技が主題であるが、初形からはそれを微塵も感じさせないのが素晴らしい。しかも強烈な初手。これだけで作品たり得る厚みが出て、序盤から解く人に強い印象を与える。そこへ来て合駒で出現した銀がくるくる回り出すのだから、これはもう殴られるような衝撃だ。私には、こんな作品は絶対創れないだろう。

中編賞の有吉さんの作品は曲詰であるが、これも手順が曲詰であることに全く甘えていない。私は移動合というものをとても魅力的に感じるのだが、この作品は何と三度も移動合が出るのだ。それで最後に真一文字が浮かび上がるとなれば、感動しない人はいないだろう。有吉さんはこのところ大活躍で、正直なところ、短編賞や長編賞も時間の問題ではないかと感じている。

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コメント

連続ディフェンディングチャンピオンになれなくて残念でしたね。

今度の全国大会で「一人一言」のコーナーが回ってきたら、
それについてコメントしようと思っています。

いや~natsuoさんがそう言って下さるとホッとします。
かなり悩みの選考でした。

選考お疲れ様でした。
去年は結構候補になりそうな作品が出たので、選ぶのは大変だったことと思います。
7月号で選考過程を拝見するのを楽しみにしております。

あれ、長すぎませんかねぇ?
普通の人はどの程度、興味を持って読んで下さっているのでしょうか?
次点の人が読むだけなら、あんなに誌面を使う必要はないのですが…。

でもまあ、ここまで議論して決めているんだということが分かるのは、
それはそれで有意義なことではないですか。何せこの世界は一家言ある人が多いですから、
選考過程が簡潔だと、次点・次々点の人以外からもあれこれ意見が出そうで。
議論の詳細はネットにだけ載せるという手もあるとは思いますけどね。
私自身は、詰将棋を解く時間がなくても選考過程は読んでいますよ。

>やなさん
選考過程は長くても読みますよ!
ただし候補作を詰ましてないことも多いですが・・・(笑)

>natsuoさん
永世看寿賞の座まであと3期だ!

もう挑戦者決定リーグ戦にもエントリーできません……。

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