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検討から生まれた名作

午前中はNHK杯将棋トーナメントの決勝戦を見ていた。佐藤棋聖と森内名人という豪華な顔合わせだったが、さすがに役者が違う。お互いに思いもよらない妙手を次から次に繰り出して、息つく暇もない。一番最後には逆王手の筋まで出てきた。やはり最高レベル同士が指すと圧倒的に面白くなるなあとあらためて感心。将棋界はこのところずいぶんもめているようだが、何とかうまくまとまってほしいものである。

かずひでさんが発表された会話型将棋PGだが、その後何人かで検討が加えられた結果、余詰が少し見つかったようだ。ただ、余詰が出ても会話をうまく手直しするだけで容易に修正できるのがこれのいいところである。それより、余詰順の中にさらにすごい手順が見つかったようで、そちらを作意にした作品が同サイト第2問として掲載されている。これはまさに名作だ。高坂さんの作品と並び、このタイプのPGのスタンダードとして残るように思う。

こんなふうに、余詰を探していたらもっといい手順が見つかって作意を変更するということは詰将棋創作でもたまにあることだと思うが、作意の予定変更が比較的容易な会話型将棋PGの創作過程では、これが作品の質を高めることにかなり役立ちそうである。特に複数人数での検討が有効なようだ。

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