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夜のモーツァルト

火曜日なので午後からH大へ。今日はI先生が修士の学生のセミナーをやっていたので、こちらの講義が始まるまでしばらく同席させてもらった。いつもは金曜日にやっているそうで、おそらく今日だけの参加になるだろう。最近出た代数曲面論の本をテキストにしていた。そのあとは講義、さらにT君と合流して夕飯といつも通りのコース。

帰り道、最近かけっぱなしだったグラズノフ作品集のCDを出して、モーツァルトのピアノ協奏曲を久しぶりに流してみた。にも書いたことがあるが、お気に入りは第20番、第23番、そして第27番である。今日は20番を聴いていたのだが、映画「アマデウス」のラストでも使われた美しい第2楽章や疾走する第3楽章が、夜道を走りながら聴くといつも以上に魅力的に聞こえて実に心地よかった。昼間に聴くよりも、はるかに深く曲に没入してしまうのだ。思うに、ヘッドライトでかろうじて照らされた暗い視界と、対向車も人通りも少なくなって静かになった環境が、自分一人でこの曲を満喫しているという気分にさせてくれるのだろう。ジャック・ルーシェのプレイ・バッハあたりもそうだが、シックで軽やかに走り抜けるような曲は夜に聴くに限る。

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コメント

20番は夜が似合う、か・・・。なるほど確かにそうかもしれませんね。

24番も夜の曲、逆に21番なら朝が似合いかな?

そうですね、21番は朝のイメージですかね。
20番はクールに疾走するイメージが、夜のドライブとすごくマッチする気がしました。
H大との往復は山野の中の道をひた走りますから、夜だと本当に真っ暗なんです。
演奏会で客席を暗くするのと同じ効果があるのかもしれません。

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