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塚田賞の発表

遅ればせながら、近代将棋誌の最新号を買ってきた。今回は普段の詰将棋のコーナーに加え、塚田賞受賞作の発表と今月上旬に行われた詰将棋解答選手権の記事があり、いつも以上に読むところが多い。

塚田賞の発表については、すでにたくぼんさんのページや将棋雑記などで記事の充実度の低さを嘆く声があり、どんな感じかある程度予想はしていたが、まあ思っていた通りのものだった。選考委員らが自らの持ち点を各作品に分配して投票し、各部門のトップが受賞となるわけだが、どの作品に何点入ったかという集計表がないので、知りたかったら自分で足してみるしかない。さらに受賞作のどこがすごいのか、何が評価されたのかが全く解説されていない。去年は出ていた各選考委員の短評も今年はないから、作品内容についてはまさに手順だけということになる。

歴史ある塚田賞なのだから、もちろんもっと充実させてほしいとは思う。ただその一方で、詰将棋ファンがメインの読者層ではない(とおそらく編集部が考えている)雑誌であれば、まあこんなものなのかもなという気もする。詰将棋関係の記事も力を入れようと頭で思っているだけでは、なかなかそれを長期にわたって実行していくのは難しいと思う。何より詰将棋が好きで、今まで生み出されてきた名作がどれほどすごいのかを自分の感覚で実感しているような人だったら、集計表や解説を載せずにすませるということは生理的にできないのではないかと思うのだ。しかし今の編集部の編集方針では、結局塚田賞はこれくらいの扱いが妥当という感覚なのだろう。それはもう仕方ないことで、そのことを批判しようとは思わない。

ただ、ちょっと作品は投稿しにくいなという感じを持ってしまうのは否めない。昨年、詰将棋全国大会の記事は書かせてもらったが、未だに作品を投稿したことはない。

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コメント

 私は近代将棋の編集部へ行ったり、編集している人と話したことがありますが、普段編集している人が全く詰将棋のことを知らないみたいなんですよ。
 だからあの扱いで何が悪いのか、マニアな人が何を怒っているのかも本当のところでは、理解出来ていないことも問題ではないかと思っています。

やっぱりそうですか……。それならああいう誌面になるのも納得ですね。
詰将棋の面白さや奥深さを知らない人に理解しろと言っても無理な話ですから、
理解されている方が担当になる日を待つしかないのかなと思います。
それまでに塚田賞が消滅しなければよいのですけど。

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