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ヴァレンタインを折る

OrigamiValentine2.jpgOrigamiValentine1.jpg「ヴァレンタインを折る」とは妙だが、要するに矢の突き刺さったハートである。本当はこの間の連休中に折ってあったのだが、やはり今日出すのが適切であろうと待っていた。紙は24cm×24cmの市販折紙用紙。前回に引き続きPeter Engel氏の作品で、見た目よりはずっと難しい。特に困難なステップがあるというより、全体を通して少しずつ体力を奪われていく感じである。写真では矢が曲がっているように見えるが、これは最後に矢を90度ねじれという指示があったためで、もっと適切な紙を使えばもうちょっときれいに見えるのではないかと思う。

なお、Robert J. Lang氏にもヴァレンタインと称する作品がある。これもハートマークに矢が刺さった構図だが、Engelハートが前後に矢を通しているのに対し、Langハートは「蜘蛛巣城」の三船敏郎よろしく左から右に矢が貫通している。動物や昆虫といった具体的な事物に限らず、こうした抽象的な対象を折紙化する場合にも、作者のセンスの違いが現れるのは面白い。

(折紙モデル:"Valentine", Peter Engel "Origami from Angelfish to Zen"(Dover Publications) 所収)

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コメント

これはまたお洒落ですね。折り紙というのは絵を描くように何でもモチーフになるんですね。
男性がハートを折っている、というところが西洋風で粋だと思いますよ。ナッツーさんらしい作品ですね。

ヴァレンタインが女性のチョコレート購入大会になっている日本では、
ちょっとこういう作品は生まれないかもしれませんね。
動物系を折っているときとはまた違った感覚があり、なかなか楽しめました。

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