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中国選手権

冷たい雨の降る中、チェスの中国選手権に出るために三原へと赴いた。思えば1年前のこの選手権が公式戦のデビューだった。1年の上達の跡を見せるとき……と言いたいところだが、九州選手権が終わってからはしばらく駒に触れていなかったし、いざ臨戦態勢を整えようとした矢先に例の胃腸炎でダウンしたため、もはやほとんどやる気を失ってしまっていた。昨日も結局何もせずに寝てしまったし、完全にあきらめムードで三原に到着したのだった。

集まったのは自分を入れて5人。会場設定のNさんが対局せずに運営専門に回ることになり、残りの4人で3ラウンド戦うことになった。結果は以下の通り:
  相手のレーティング
1.  UR            白番 26手 勝ち
2.  1692          黒番 29手 負け
3.  1606          黒番 30手 ドロー
1勝1敗1引き分け。九州のときと比べるとやはりパフォーマンスが悪いが、あまり気分が乗っていなかったことを考えれば、まあこんなものだろうか。

ただ、結果以上に内容がよくない。2局目は途中でみっともない勘違いをしてしまい、対戦相手のTさんが本気を出す前に終わらせてしまった。棋譜はお互いが力を出し切って初めて価値あるものになる。相手が実力を発揮する場を作れずに負けるというのは、ある意味失礼なことであった。続く3局目、今度は対戦相手のHさんの持ち時間がなくなりそうになり、残り数秒というところでドローを提案される。こちらは十分時間を余しており、指し続けても何とかなるように思われた。しかしこちらも疲れていたこと、この少し前の局面でのミスでいったん形勢を損ねていたこと、相手の時間切れに期待して指すのも気が進まないことなどを考え、ドローを受諾。ところが受諾した次の瞬間、相手に簡単な詰みがあることに気づいたのだった。初心者でも分かるような数手の追い詰めで、あれが見えない詰将棋作家は間違いなく私だけだろう。看寿賞が聞いてあきれる。かくして勝てたはずの勝負を引き分け、半ポイントを落としてしまったのだった。2局目にしても3局目にしても、気合いが入っていれば防げたミスのようにも思う。しかしそれを言い訳にしていてはダメだろう。やはりこれが今の実力である。

3ラウンドだったので、終わったのはまだ4時前だった。せっかくだからとTさん、URのIさんと駅前の喫茶店であれこれお話。疲れた頭が癒されてなかなか心地よい時間だった。5時半過ぎにTさんと三原駅のホームでお別れし、うちの比較的近くにお住まいであると分かったIさんと広島まで戻る。横川でIさんとも別れ、7時頃自宅に帰り着いた。

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コメント

お疲れ様でした。
やはり体調を激しく崩されたのが祟ったようで。もしかしたら、優勝されるのでは…と思っていたのですが、1.5 は流石に上がいそうですね。
次はゴールデンオープンでリベンジ、いかがでしょう?(笑)

Tさんが2.5点で1位でしたが、今回は選手権には参加されないとのことで、
次点だったHさんが行かれるようでした。

ゴールデンオープンに行かれたら、とはTさんからも勧められました。
何か今日の体たらくを見ると、返り討ちに遭うだけのような気もしますが……(笑)。

 こんばんわ。昨日お手合わせいただいたHことりんりんです。

 昨日のゲームは私が序盤と最終盤にお粗末なミスをしてしまいました。引き分けに同意していただいたのがラッキーでした。
 当方、全国大会に参加する予定です。もっともっと腕を磨いて、恥ずかしくない成績と棋譜を残せるよう、頑張ります。

 ちなみに私は数学ファンでもあります。できればnatsuo先生とhara先生のブログでも、軽い数学のトピックを紹介いただけたら幸甚です!

こんにちは、先日はありがとうございました。
簡単な詰みのある局面でドローに合意してしまったのは失態でしたが、
そちらにあと数分あれば多分こちらが負けていたと思いますので、
まあドローが相場だったかなという気もしております。

全国大会、長丁場の大勝負ですが、是非私の分まで頑張ってください。

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