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Lettberg plays Scriabin

スウェーデン人女流ピアニスト、Maria Lettbergの弾くスクリャービン全集が数日前に届いた。去年の秋に発売されたという情報を知ってから、ずっと気になっていたのである。早速このところ聴いてみているが、期待を裏切らない演奏でなかなかよい。これまでもソナタ全集ならHamelin、エチュードや前奏曲ならLaneなどのよい録音があったが、スクリャービンのすべてのピアノ作品を網羅的に収録したものがほしいとなると、Pontiの弾く全集に頼るしかなかった。ただどうもポンティの演奏は音質もあまりよくないし、何だか全曲録音しろと言われたので弾いたというような印象で、今ひとつスクリャービンらしさが感じられないのだ。だからあまり私は好きになれなかったのだが、演奏会用アレグロOp.18や悪魔的詩曲Op.36といったかなりマイナーな曲を聴くには、これくらいしか音源がなかったのである。しかし、これからはもうレットベリ盤がある。これは今後も聴いていくことになるだろう。

今回買ったこの全集、CD8枚組でさらにボーナスとしてレットベリのロングインタビューが収録されたDVDも入っているのだが、値段は20ユーロだった。演奏のよさを考えると、かなりお買い得ではないかと思う。その昔、初めてCDというものを買ったときは、確か1枚が3,500円くらいしたような気がする。つまり今回のスクリャービン全集より高かったわけだ。時代は変わった。

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