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ゴールデンオープン最終日

ああ、やってしまった……最後の最後でやってしまった。
  相手のレーティング
1. 1398         白番 27手 勝ち
2. 1561         黒番     負け
2局目の手数がないのは忘れたのではなく、恥ずかしいので書いていないだけである。チェスを指す人でここを見に来ている方は、自分が今まで最も短手数で負けた対局を思い出してほしい。その手数の半分以下であることは断言できる。もしかしたら3分の1以下かもしれない。全く手順を知らず指された経験もないマイナーなオープニングだったが、とりあえず数手適当に進めて形が決まってきたらプランを考えよう……と思った次の瞬間、ルール覚え立ての初心者でもやらない手を指してしまった。魔が差したとでも言うしかない。悄然とすることになるかもしれないとは思っていたが、まさか愕然とする羽目になるとは……何より、対局を楽しめなかった相手の方に申し訳なかった。

その前の1局目は、おそらくこの3日間で一番うまくいったと言えるくらい、気持ちよく勝てたのである。何より、相手の方がルイ・ロペスのチゴリン変化を採用してくれたのがよかった。決して得意だというわけではなく、ただチェスにおける矢倉定跡のような存在である(と個人的に思っている)ルイ・ロペスを、一度がっぷり四つに組んで指してみたいと思っていたのだ。それが実現したうえ、結果的には反撃させずに詰みを読み切ってメイトに追い込めた。すべて思っていた通りに事が運んだのである。よし、これであとは最終決戦にすべてをかけるだけだ、と意気軒昂に2局目に臨み、その冒頭でいきなりすべてが終わってしまったのだった。まあ結局、集中力がすぐ切れる自分にはあまり実戦のチェスは向いていないのかもしれないという気がした。

終了後、Hさんと二人で品川駅に行って反省会。とはいってもチェスの話は半分くらいで、残りは仕事に関することや他の趣味の話など。8時半過ぎに店を出て改札口前でお別れした。

さて3月から続いた自分にとってのチェスシーズンもこれで一段落。しばらくは頭を休めたい。とりあえず、月末の演奏会に向けて空いた時間はピアノを練習しよう。

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コメント

natsuoさん、おつかれさまでした。

 短手数負けはショックですが、チェスの勉強、と割り切りましょう。私は数年前、白5手目でナイトを取られ(何の代償も無い駒損。情けないことに駒を取られてから気づく)リザインしたことがあります。

Ashitaniさん、コメントありがとうございます。そう言っていただけると少し救われます。
みんなが本腰を入れて考え始めたとき、駒音をがたがたいわせて
片付けながら立ち上がるのは何とも恥ずかしい限りでした。
まあこういうことを一度経験するとおそらく同じラインでは絶対間違えなくなりますから、
おっしゃる通り勉強だと割り切るしかないのでしょうね。

なんか思い出したくない記憶が蘇りました。
高2の高校選手権広島県予選(指将棋)、90キロ離れた尾道から広島まで出て来て、なんと2局連続反則勝ち、その次で同じ尾道の子に敗れました。
あの虚しさが・・・

余談ですが、その大会で県代表になったのは、背尾詰の作者の背尾さん本人でした。

大きなミスを犯すと日本では、「今のは忘れよう」とクリアするか「割り切って」「開き直って」と気持ちを切り替えるようとします。
米国のアメフト業界では、「今のはちゃんと憶へておけ、そうしないと同じミスを再び犯すぞ」と全く逆の表現をします。
人間の反応としてどちらが正しいのか判りませんが、僕は後者のほうがしっくりくるので、犯したミズは忘れることが出来ません。

この手のミスは忘れられれば精神的には少し楽になれるのですが、
完全に忘れてしまっては同じ失敗を繰り返すことになりかねませんからね。
まあただそのことを常に思い返してくよくよするのはつらいだけですけど、
意識下のレベルには常にとどめておくべきということなのでしょう。

背尾詰の背尾さんって広島の方だったんですね。知りませんでした。

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