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チェスとピアノを楽しむ

勉強会の2日目。朝から冷たい雨で、窓の外に広がっているはずの青い山々も真っ白い霧に包まれて全く見えない。何より困るのは寒いことだ。広島を出るとき、ほんの少し想像力を働かせてセーターを持ってきたのは実に的確な判断だった。同じく広島から出てきたHさんは半袖だったので、「よく寒くないですね」と声をかけたら、「フフ、寒いよ。」半袖しか持ってこなかったのだそうだ。やはり山の天気はひと味もふた味も違う。

午後に講演の休み時間があった。かつて詰将棋を創り始めたころにアドバイスをもらっていたK君がちょうど今回の勉強会に参加していたので、何となくチェスを指すことになる。まあ普通に指していれば何とかなるだろうと高をくくって適当に動かしていたら、いつの間にか駒損がひどくなってどうしようもなくなってしまった。こんなに簡単に負けてしまうとは情けない。どうもすっかり油断していた。感想戦につきあってもらい、いろいろ勉強になった。

もう一つ、会場にあるピアノを夕食後にちょっとさわっていたら、今回来ているフランス人のI先生がやってきた。I先生はピアノがうまいという話は聞いていたので、自然とピアノ談義をすることになる。互いに覚えている曲を弾き合い、終わるたびに「いい演奏ですねえ」と言い合うというサイクルを5回か6回繰り返した。I先生は最近はほとんど弾いていないとおっしゃりながら、ガルッピやらシューマンやらリストやら、次々と披露してくれた。よく覚えているなあと感心させられることしきり。こちらは最近弾いたスクリャービンなどで何とか対抗したが、技術的にはかなりの差がありそうだった。

そんなわけで、普段の趣味がコミュニケーションツールとして大いに役にたった一日であった。

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コメント

フランス人でピアノ弾く方、今までほとんど見かけないです@仏。ピアノ人口が少なさそう。YAMAHAのピアノであれば、上等!楽器店もメーカーも良くわからないピアノも多し。しかし、その先生、すばらしぃですね。先生にフランスにもピアノの会(Association)あるか、伺いたいところです(今まで探してもありませんでした)。

フランスでもきっとピアノを楽しむアマチュアの団体はあるでしょう。
ただ大々的に宣伝活動しているわけではないでしょうから、見つけるのは難しそうですね。
数学者でピアノがうまい人は結構いるようです。

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