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馬を折る

DiazOrigamiHorse2.jpgDiazOrigamiHorse1.jpg今日は馬を折ってみた。馬の折紙はこれが初めてではなく、去年J. Aníbal Voyer氏の作品を折ったことがあるが、今回はウルグアイの折紙作家、Román Díaz氏によるものである。抒情あふれるロマンティックな造形に特徴があり、折ってみたいと思わせる魅力的な作品が多いが、工程が独特で折図を正確に解読するのはそれほど簡単ではない。実は今までも何作かトライして失敗しているのだが、今回はようやく最後までたどり着いた。紙はアルミホイルに極薄の白色カラペを接着したもので、大きさは32cm×32cm。

本作を折るにあたっては仕上げに一番気を遣った。Díaz作品らしい躍動感がこの作品の魅力であり、動いているさまをなるべく表現したい。特に悩んだのが足の折り方である。理想としては馬が疾走する一瞬を切り取ったと思わせる姿にしたいのだが、これがなかなか難しいのだ。4本の足のそれぞれについて、足の付け根と関節部分のどこをどれだけの角度で折り曲げるかでまるで印象が変わってきてしまう。さらに、できれば余計な支えなしに自立させたいという条件もある。折る箇所を変えつつ何度も試行錯誤したあげく、結局こんなポーズにしたが、果たしてこれで走っている瞬間と見えるかどうか。普段からものの姿を観察していないと、こういうときに苦労する。

Díaz氏のブログを見ると、折紙を心から楽しんでいるのがよく伝わってくる。いずれまた別の作品に挑戦してみたい。

(折紙モデル:"Caballo/Horse", Román Díaz "ORIGAMI para Intérpretes" (Atelier du Grésivaudan) 所収)

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コメント

ショパンエチュード作品25-3が聴こえてきそうな馬ですねえ。

ほう、Op.25-3ですか。ギャロップしている感じでしょうか。
とりあえずOp.25-7とかを連想されなくてよかったです。

ここまでくると芸術ですねー。美術館で馬の像を見るたびに思い出しそうです。前回の馬と比べても、余裕を感じます。(…それとも適切な紙を用意することが重要?)
Díaz氏のページの写真、ほんとに楽しそうですね。

どうも、コメントありがとうございます。
適切な紙を用意することは確かに大事ですね。途中ちょっと難しいステップがありましたが、
市販の折紙用紙を使っていたら、あそこで負担がかかりすぎて破れてしまっていたのではないかと思います。
あとはやはりこの作品のデザインがいいですね。
たてがみが風になびく感じとか、適当にまとめたわりにはそれっぽくなってくれました。

一月に一回くらいのペースで折れればいいなと思っているのですが、
何しろ時間がかかるので大変です。さて次はどうしましょうねえ。

次回はぜひ、蝉または陽炎でも。。。ナッツーさんの作る、透けた羽の表現がみたいです。

鋭い!実はセミを候補に考えていたんです。
でも難しさはこれまででも最高レベルなので、あまり期待せずにお待ちください。

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