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高城山・蓮華寺山に登る

先月に引き続き、今日も同僚のI先生と広島の山を登ることになっていた。早朝に起きて車で出かけ、I先生と合流すると登山口のある瀬野に向かった。本日のターゲットは、高城山(496.1メートル)と蓮華寺山(374.0メートル)。まず高城山に登り、尾根伝いを縦走して蓮華寺山も一緒に制覇する計画である。前回よりはやや長いコースだが、距離的にはちょうどいいくらいかと思っていた。

TakashiroPeak.jpgところが……もう暑いのなんの!今日の広島の最高気温は35度。少しでも気温が上がる前にと朝早くに出発したものの、まさに焼け石に水だった。考えてみれば、1年で一番暑くなるかもしれない日に何時間もかけて登山をしようなんて了見がバカだったのかもしれない。駅から登山口までの行程でもう汗が噴き出してきた時点でいやな予感がしたのだが、登りが始まるとすぐにその予感は現実のものとなった。容赦ない急坂と地獄のような熱気にたちまち激しく体力を奪われ、汗が滝のように流れ落ちる。激しく息を切らしながら高城山の頂に立ったのは登り始めて1時間くらいだったが、もう2人とも相当に消耗していた。登山というのは、つらくても頂上からの眺めがしんどさを幾分軽減してくれるものだが、高城山は西側に少し山々が見える程度。日浦山のように山の名を記した看板もない。朽ち果てた木片が落ちていたので、あれがそうだったのかもしれないが、登ってきてこれではますます疲れるのも道理である。

そこからの道のりも大変だった。途中で何度もつらくなって休憩を取るのだが、何回目かの休憩時にI先生が一瞬立ちくらみを起こしてこちらに倒れかかってきたときは、本気で助けを呼ばなければいけないんじゃないかと思ったほどだ。蓮華寺山の方が低いことが幸いして縦走ルートは途中から少し楽になったが、1時間半ほどでたどり着いた蓮華寺山の山頂も10メートル四方くらいの広場があるだけで、やはり期待したような眺望はなし。I先生が、ここから安芸中野駅方面に下山するとすごくおいしいお好み焼きがあるというので、もうそれだけを生きる糧として急斜面(手持ちのガイドブックに「落ちるような下り」と書かれていた)を下りる。お互い口数も少なくなり、ただ今はひたすらエアコンの効いたお好み焼き屋の店内で、冷えた水をゴクゴクと飲み干したい……という思い一つだけで、棒のようになった足を動かすのだった。

つらい下りを耐え続け、小一時間かけてついに山を下りきった。お昼過ぎに、I先生お勧めのお好み焼き屋にたどり着く。ああやっと……と思った次の瞬間、扉の貼り紙の文字が目に飛び込んできた。
「申し訳ありません 臨時休業いたします」
そういう最悪の幕切れを頭の隅で想像しながらも、さすがにそこまで見事にオチが付くことはあるまいと高をくくっていたのだが、世の中というのはこうもうまくできているものだろうか。付近には他に店はないので、やむなく我々は殺人的な日射しの下を安芸中野駅までとぼとぼと歩いたのだった。

そんなわけで、思っていたよりずっと大変な登山になってしまった。まあ無事に帰ってこられたからよしとしなければいけないが、顔や手の真っ赤な日焼けは当分残りそうである。次の登山はもう少し涼しいときにしよう。

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コメント

夏場の山歩きは、覚悟がいりますね。(^-^)

去年の夏のことですけど、このときは大変でした。
真夏の登山は気をつけないといけませんね。

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