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Leonid Kubbel's Endgame Study No.55


棋譜再生の都合上、黒の1手目は1... Bh4をメインラインにしてあるが、実際には1...Bh4と1...Bg3は等価な変化として扱われており、その対比を愛でる作品である。Kubbelによれば本作は1908年12月21日付けのリガ紙に掲載されたものとのことだが、これはおそらくロシア旧暦の日付であり、現在の暦に従えば1909年1月3日付けということになる。

[2008/8/3追記] コメント欄で質問をいただいたので、1... Be1 2. Nd4+ Kc4 3. h7 Bc3 4. h8=Q Bxd4の変化で具体的に白がそれ以降どう指すか、一例をまとめてみた。




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コメント

質問です。
エンドゲームのことがわかっていないので、申し訳ないのですが、
1.Ne6 Bh4 2.Nd4+ Kc4 3.h7のラインは、3...Bc3 4.h8=Q Bd4xNとされたらどうなるのでしょか?
ビショップをa1-h8の筋においておけばポーンは取られないし、キングを必ずビショップの横に置いておけば、ビショップも取られないのではないかと思ったんですが。

鋭い質問をありがとうございます。
確かにおっしゃる通り、ご指摘のライン(黒の1手目は1...Be1の書き間違いですね)で
(a) Bをこのラインから動かさない
(b) KはBのそばを離れない
の2つを黒が守れれば、白は手出しができません。
しかし実際には、Qをうまく使うと黒はそうした方針を放棄せざるを得なくなります。
考えられる進行例を追記で載せておきました。
ポイントはQをうまく使ってKとBを引き離すことで、いったん離ればなれにしてしまえば、
適当にチェックしていればすぐ両取りをかけることができます。これがQの威力ですね。

なるほど。
ビショップの周りを離れない「ぐらい」のことは簡単なのかと思っていたのですが、クイーンというピースはそれを許さないほど破壊的に強いものなんですね。
丁寧な解説、ありがとうございました。

こうして内容についてコメントをいただけると、見ていただいている
方がいると分かってこちらとしてもうれしいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

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