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久しぶりのグランドピアノ

久しぶりに市街地に出かけ、本通商店街にあるピアノスタジオでグランドピアノを弾いてくる。どうもこのところすっかり練習を怠けてしまっていた。ピアノに限ったことではないが、こういうのは継続することが何より大事。ちょっと休むとたちまち前の蓄積は失われ、何歩か下がったところから再スタートしなければいけなくなる。こんなことをやっているからいつまでたってもうまくならないのだ。ちょっと前まではバッハ=リストのフーガをやっていたので、今日はそれを指に思い出させるべく努めた。思っていたよりは指が動いたが、後半の盛り上がり部分はまだまだ手に負えない。

次の演奏会は11月中旬にある。当初の予定としてはこのバッハ=リストで行こうかなと漠然と考えていたが、どうもこのままではちょっと間に合いそうにない。一番の問題は、この曲はフーガの前に前奏曲が置かれているのに、そちらにはまだほとんど手をつけていないということだ。弾いていて楽しいからとフーガばかりやっていた報いである。今から泥縄でやろうとしたところで、練習時間の少なさを考えると2ヶ月でいい状態に仕上げるのは難しいだろう。

そもそも、選曲にも問題があったかもしれない。これまで弾いていたラフマニノフやスクリャービンに比べると、バッハは複数の旋律の同時進行ということを強く意識せざるを得ない。ましてフーガのような曲ならなおさらだ。自分のようにミスが避けられない人間にとっては、何を弾いていても演奏中に記憶が一瞬飛んで片方の手が分からなくなったりする瞬間はどうしても訪れる。そんなときは曲の流れを切らさずになるべく早く指が記憶を取り戻すよう努力するのだが、こういう縦糸より横糸の方が太い曲だと、一度行き場を失った手を演奏に復帰させることが非常に困難なのである。自分で弾いて楽しむ分にはいいが、人前で弾くとなると、やはり技術のない人間はバッハを選ぶのはやめた方がよさそうである。

まあ出演が無理そうなら、今回は一人の聴衆として参加してこようかと思う。

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コメント

発表会は11月の中旬のいつですか?フーガだけででも参加するのはどうですか?

演奏会は11月15日です。場所はまた神戸です。
フーガだけの参加というのも考えたんですが……やっぱり人前で弾くなら、
この曲は前奏曲とセットで弾くべきという気がするんですよね。
あと、演奏会の直前に出張が連続することが決まっていて、
講演の準備もしなければならないので、練習があまりできなさそうなのです。
無理やり間に合わせようとするとろくなことにならないのは経験上よく分かっているので、
今回はあまり無理はしないことにしようかと思っています。

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