« スーパーでの光景 | メイン | 面倒な採点 »

コヨーテを折る

OrigamiCoyote2.jpgOrigamiCoyote1.jpg昨日折り始めたコヨーテは案外スムーズに進み、2日で完成にこぎ着けた。顎のあたりの折り方が若干難しかったが、超複雑系折紙の世界においては、まあ素直な方だろう。作者はウルグアイの折紙作家、Román Díaz氏。紙の大きさは25cm×25cmで、アルミの両面に同じ色のカラペを接着してある。上顎と前足の一部は実は紙の裏側が露出してしまう設計になっているため、裏にも同じ色の紙を貼っておかないとおかしなことになってしまうのである。

OrigamiCoyote4.jpgOrigamiCoyote3.jpg以前折ったでも感じたが、この人の作品は単に対象の造形を再現するというだけではなく、特徴的な一瞬を写真のように切り取ってきたロマンティックなものが多い。本作にしても、ただ四つん這いのコヨーテにするのではなく、月夜に荒野の岩山で遠吠えしている瞬間を折紙にするというそのセンスが素晴らしいと思う。なお、Díaz氏本人のコメントによると、この作品はメキシコの画家、Rufino Tamayoの絵にインスパイアされたものということである。彼が見た絵がどんなものだったのか少し探してみたところ、それらしい絵にたどり着いた。おそらくこれに間違いないだろう。

(折紙モデル:"Coyote", Román Díaz "ORIGAMI para Intérpretes" (Atelier du Grésivaudan) 所収)

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://monsieur.ddo.jp/cgi-bin/mt_3/mt-tb.cgi/908

コメント

Tamayo氏とDíaz氏の作品を比べてみると、競作といった感じで興味深いです。折紙の描写は抑制が利いている分、かえって想像力を刺激するように感じます。このような詩情ゆたかな場面が緻密な設計から生み出されるというのだから驚きです。もちろん斎藤さんの造形が素晴らしいからこんなことを考えるのでしょうけど。お疲れ様でした!

いつもコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、表現としては控えめですが詩情豊かな作品ですよね。

Díaz氏の同じ本には牛も出ていました。これで来年の正月は決まり!?

こんにちは
はじめまして。

折り紙はせいぜい紙飛行機
作って飛ばすくらいなので。
こういう折り紙も出来たら
良いのですが。 
 

こんにちは。
私も折図を見て折っているだけですので、
本と根気があれば誰でも折れると思いますよ。

コメントを投稿