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倉橋火山に登る

今日は久しぶりに同僚のI先生と登山に出かけた。忙しかったり体調がよくなかったりでなかなか行けず、暑い盛り前回から実に半年ぶりである。今回のターゲットは倉橋にある火山(ひやま)。標高は408メートルだ。前回登った高城山に比べると若干低いが、今回は海抜0メートルの場所が登山口なので登る高さとしては同じくらいだろう。朝9時にI先生と合流し、車で南下すること1時間ほどで倉橋に到着した。呉よりさらに南側の瀬戸内海に突き出た町である。風が強くてちょっと寒いが、天気は晴れたり曇ったりでまずまずだ。

意気揚々と登り始めたが、10分もしないうちに半年のブランクがいかに大きかったかを思い知らされることになった。最初の急坂だけでたちまち息が切れてしまったのである。I先生にいつの間にか置いて行かれてしまい、ゼイゼイ言いながら必死で後を追うものの苦しくて足が動かない。山の中腹でいったん待ってもらってしばし休息したらようやく落ち着いてきたが、しばらくは会話もまともにできないほどだった。これほどまでに身体機能が退化していたとは情けない。そういえばこのところジョギングもなかなかできないでいるが、やっぱり脳も身体も使わないと着実に衰えてしまうのだと実感した。

Hiyama2.jpgHiyama1.jpgやがて東屋のある分岐点に出た。ここから西に行くと火山、東に行くと後火山(うしろひやま)へと登れる。後火山は火山より高く456メートルあるが、眺望が全く開けていないので登ってもあまり面白くないと分かっていた。だがI先生と相談のうえ、せっかくここまで来たからと後火山を先に登頂してしまうことにする。分岐点から20分ほどで到着。事前の情報通り、雑木林の中に「後火山山頂」と書かれた札がくくりつけられているだけ。なるほど、これでは人気がないわけだ。さっさと火山に登り直しましょうと、I先生とともにすぐ踵を返した。

先ほどの分岐点に戻り、今度は火山山頂を目指す。こちらは近くて10分くらいで着いた。山頂には直径10メートルはあろうかという巨大な岩が転がっており、その上に登ると瀬戸内海の景色が一望の下に見渡せた。眺望が素晴らしいと聞いていたが、なるほど確かにこれはなかなかのものだ。南を見ると広島県内の島に加え、山口県の周防大島や愛媛県の怒和島も見える。一番向こうの方にぼんやりと見えるのは四国本体だ。一方北に目を転ずると、倉橋とその西の東能美島を結ぶ早瀬大橋がよく見える。その向こうに広がっているのは江田島だろう。

HiyamaPanorama1.jpgHiyamaPanorama2.jpg

しばらく景色を堪能したが、何しろ風が冷たくて寒いうえ、昼時をとうに過ぎていて腹も減ってきていたので、もう下山しましょうということになる。実は火山を下りたところには桂ヶ浜という温泉があり、山を下りたら温泉に入るという段取りになっていたのだった。前回は下山後に行くはずだったお好み焼き屋が臨時休業という悲惨な事件が起きたが、今回はそんなこともなく、温泉にゆっくりつかって疲れを癒すことができた。

今回の登山は体力の衰えを自覚するいい機会になった。次の山登りはもう少し楽に登れるようにしておきたいと思う。

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コメント

山登りと温泉ですか~いいですね。こちらも今日は快晴でした。私は、春になったらどこかへ登りに行こうと思っています。
話題が古くなりますが、昨年の11月下旬に裏磐梯の五色沼へ行ってきました。ドカ雪だったのでスノーシュートレッキングをしました。大変美しい沼でした。

ときどき身体を動かしていないと本当にダメですね。今日は痛感しました。
五色沼は私も何度か行ったことがあります。沼が不思議な色をしていてきれいですよね。

瀬戸内の島々、パノラマ一望は絶景ですね。私も今年あたり一度足を運んでみたいと思ってます。

気軽に登れそうな山のようですが、眺望がすごくいいみたいですね。自分の近所にも一つほしいくらいです。

中国地方は500メートル前後の山が乱立していますので、
こういう気楽な登山のネタには困らなくてすみますね。
瀬戸内海の景色が楽しめる山はまだまだあるので、いずれまた登ってみたいと思っています。

11日は、僕も広島県北東部の吾妻山へ登ってきました。
山スキーのやり過ぎか、歳を取ると筋肉痛は2日後に出るので、帰ってから腰と膝が痛くなってきました。

僕のお薦めは、広島県のほぼ真ん中辺りにある、安芸高田市と東広島市の市境にある「鷹ノ巣山」ですね。
30年前に登った時は、尾根沿いに幅2mで草木が刈られて防火帯となってました。

他には、呉の野呂山(のろさん)でしょうか。
車で山頂まで手軽に登れますが、登山道を歩いて登ると良い鍛錬になります。

情報ありがとうございます。
この日登った火山も頂上近くまで車で行けるのですが、
敢えて下から全部歩いて登ったので私も昨日はちょっと筋肉痛が出ていました。

広島市内からなら、初級者向けで吾妻山の東側にある県民の森辺りもお薦めです。
登山道が整備されている為、ここで重いリュックを背負ったままクロカン状態で走り周って訓練している上級者や、蝶の収集家の人達も昔はいましたね。

中級者向けは恐羅漢(おそらかん)スキー場の上にある恐羅漢山と広島県最高峰の旧羅漢山も、夏山はお薦めです。
三角点自体は、旧羅漢山のほうが1m高いだけですが、旧羅漢山の三角点のすぐ脇には高さ約4mの切り立った岩が聳え立っており、厳密な意味での広島県最高峰へ辿り着くには、真冬の積雪3m以上の時期しか事実上無理な話だったりしますが。(苦笑)

スキー場の南側の内黒峠~丸子頭~十方山の縦走路は上級向けとしてお薦めです。
25年前に登った時は途中、山頂付近が沼地になっている難所があって、まさに地獄という体験をした記憶があります。
中学のワンゲル部の先輩に「これ位クリア出来なければ北アルプスは無理だぞ」と、諭されて我慢しました。(単に騙されてた?)

>五色沼

池の底岩が銅が混じっていてあんな紺碧色に映える、と。

ただし曇っているとあれほどの色は出ないそうです。

今日、天応の天狗城山へ登り、中天狗、小松尾山、市光山を抜け、坂駅まで。

天狗城山は、案内書に書いてある以上に岩場の鍛錬が多くとまどいました。
2回ほど、四つ足で登りました。(笑)

天狗城山は高さも手頃で眺望もよく、いずれ登ってみたいと思っている山の一つです。
いつも一緒に登っている同僚の方とは、次は似島の山にでも行こうかと話しています。

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