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さえずる鳥を折る

OrigamiSongbird2.jpgOrigamiSongbird1.jpgRobert J. Langの折紙作品の中からまた一つ折ってみた。紙は30cm×30cmで、アルミの両面にカラペを裏打ちしてある。簡単そうに見えるかもしれないが、実はかなり難しい作品である。工程も一筋縄ではいかないが、何よりできあがりを鳥らしく見せるのが容易ではない。微妙に折り筋や角度がずれただけで、何だか急に得体の知れない生物みたいに見えてくるのだ。あちこちいじりまくったあげくこういうことになったが、うまくいったとは言えないかもしれない。紙の選択もどうだったか。メロン色のカラペを使ったらバックのアルミが透けて淡い色がさらに淡くなり、相当地味な発色になってしまった。これではせっかくのインサイド・アウトのデザインがあまり映えない。また、かなり難しいことを予想して30cmという大きめのサイズにしたところ、完成品もそれなりの図体になってしまい、かわいらしいという感じではなくなってしまった。かなり細かい作業を要求される嘴や足の爪などは紙が大きいことで折りやすくなったが、全体としてはやはりもう一段小さい紙で折るべきだったかと思う。

モデルはSongbird Iと名付けられており、もう一つSongbird IIという作品もある。こちらはIの丸みを帯びた造形から一転して直線的なデザインのようだ。また機会があれば挑戦してみよう。

(折紙モデル:"Songbird I", Robert J. Lang "Origami Design Secrets"(A K Peters Ltd.) 所収)

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コメント

前から見た丸顔に親しみがわきますね。web で Songbird Lang origami などと入れて検索してみると、結構たくさんの写真がヒットしました。同じモデルでも、使う紙や造形が違うとずいぶん表情に変化があるものなのですね。斎藤さんのは特に清楚な感じがして、なんだか納得してしまいました。

顔のあたりは正直言ってうまいまとめ方が分からなかったんですよねえ。これでよかったのかどうか。
Songbirdと聞いて最初にイメージしたのはウグイスだったんですが、できてみると色も大きさも姿形も
当初思い浮かべていたものからはずいぶんかけ離れたものになってしまいました。

ご指摘の検索をかけたときに上位に出てくる画像があるページは、私も折る前によく参考にしています。
造形が難しいと書いてあったのでそのつもりでいましたが、折ってみてなるほど確かに、と実感しました。

お~!!そろそろかなあと思っていました。今日の東京は爽やかな青空で布団干し日和です。このページを開けたら、ここにも爽やかな鳥の声。正に「さえずる鳥」ですね。

先日テレビで、様々なジャンルで活躍するチャンピオンを紹介する番組を見ました。ちょうどこの日は折り紙のチャンピオンだったのですが、小学生のリクエストに応えて、等身大の動物達を作っていました。紙が大きいと重すぎて一人で折れないため、複数で作業をしていましたよ。大変そうでした。

ナッツーさん、次回作も楽しみにしています☆

その折紙チャンピオンというのは、おそらく以前このブログでも紹介したことのある
http://folders.jp/
の神谷哲史氏ですね。この人の作品集も持っているので、近いうちに折ってみようと思っています。

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