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前奏曲、フーガと変奏

ここ数日、ほんの10分かそこらなのだが、帰宅すると電子ピアノの蓋を開けてピアノを練習するということを続けている。やっと来月の演奏会に向けて準備を始めたのかというと、そうではない。本番が近づくと別の曲を弾きたくなるといういつものくせが、また頭をもたげただけである。今回は先日、たまたまフランクのCDをかけたために、衝動的に楽譜棚からバウアー編の「前奏曲、フーガと変奏」の楽譜を出してきてしまったのが発端だった。それからずっと譜面台に開いて置いてあるのである。

こういう淡々と静かに歌う曲は、平日の夜に少しだけ弾くのには向いているようだ。何しろがんがん和音を鳴らすようなところは少ないからさほど音量を絞らなくてもいいし、肩肘を張らなくてもそれらしく聞こえてくれる。何よりそれほど難しくないので、疲れて帰ってきた頭にも身体にも優しいのである。もっとも、最初の方をただ繰り返しているだけで一向に先へは進まない。おそらく、しばらくしたらまた別の曲が弾きたくなってきて、こちらは中途半端な譜読みのまま楽譜棚に戻ってしまうだろう。まあ、それでいいのだ。これくらいいい加減な方が、気楽にピアノを楽しめる。

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