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羽生名人防衛

昨日と今日は将棋名人戦の第7局が行われていたが、7時半頃に挑戦者の郷田九段が投了して羽生名人の防衛が決まった。最終局ということで、最後までどちらが勝つか分からない熱戦になるかとも思ったが、実際は一方的ともいっていいような内容になってしまい、今ひとつ盛り上がりに欠けたまま終わってしまったように思う。最終局の熱戦といえばやはり昨年末の竜王戦が思い出されるが、なかなかあんなふうにドラマティックな展開にはならないものだ。

今回の名人戦では郷田九段がやたらに長考することが話題になった。中盤の難所で時間を使うならともかく、序盤の駒組段階で何時間も考え込んだりするのである。もちろんだいぶ昔、持ち時間が今よりずっと長かったころは初手にいきなり大長考するなどということもあったらしいが、テレビ中継も入った現代の名人戦ではさすがにできないだろう。自分のヘボチェスに引き寄せて考えてみると、ああやって長考を繰り返して持ち時間に大差がついていくのは、精神的にかなりのプレッシャーになる。このあとの一番大事なところで時間が足りなくなってポカを指すのではないかという漠然とした不安感に襲われてしまうのだ。その結果、集中力を失い、まだそれほど残り時間が減っていなくてもブランダーを指してしまうのである。そういえば先日のゴールデンオープンで対局した相手で、初手と2手目だけで10分以上時間を使っておられた方がいた。よく不安にならないものだなと感心してしまう。私にはああいう時間の使い方はできそうにない。

羽生名人はこれで名人位を防衛したので、来年の名人挑戦者を決める順位戦の対局がなくなった。また今年は王位戦の挑戦者にもなっていないので、夏の対局予定が珍しく少ないのではないかと思う。そろそろ海外にチェスを指しに行って、またGMを倒してきてほしいものだ。

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コメント

海外だけじゃなく、日本でも久しぶりに指して欲しいですね。

確かに。この間の森内九段みたいにひょこっと現れたりしないですかね。
そういえば、8月はジャパンリーグがありますね。
ナカムラヒカルと羽生さんの対戦があったりしたら面白いでしょうねえ。

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