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シュルホフの楽譜

火曜日なので午後からH大に回って講義をしてきたが、今日も昨日に続いて一日中激しい雨だった。天気予報では明日も終日大雨らしい。講義終了後は普段ならT君と夕飯に行くところだが、来週からの出張の準備がまだほとんどできていないうえ、T君も先週に続き会議が入ってしまったとのことだったので、今週も失礼させてもらうことにした。

Schulhoff.jpgもうもうと水しぶきの上がる高速道路をひた走り、まだ明るいうちに自宅に帰り着いた。マンションの建物に入ると、入口で青い大きな封筒を持った配達員がどこかの部屋にインタホンで呼び出しをかけているところだった。次の瞬間、その青い封筒が見慣れた楽譜出版社のものであることと、呼び出されている部屋の番号が自分のものであることにほぼ同時に気づいた。あと1分帰るのが遅かったら、郵便受けに入った不在通知を眺めて空しい気分に陥っていたことだろう。届いたのは、先月から今月上旬にかけて校正作業を手伝ったシュルホフの楽譜である。巻末に協力者として名前が出ている楽譜は、ゴドフスキーに次いで2冊目だ。収録されているのは「5つのジャズ・エチュード」、「ジャズ舞踊組曲」、そして「5つのピトレスク」。シュルホフは19世紀末に生まれ、1920年代には作曲家として大成功を収めたにもかかわらず、ナチスによる迫害を受けて1942年に収容所で亡くなった悲劇の人だ。歴史がもう少し違った形で進行していれば、彼は多分20世紀の偉大な作曲家としてかなり名を知られる存在になっていたに違いない。

シュルホフの曲を今まで譜読みしたことはないが、せっかくこうして楽譜も届いたことだし、時間ができればいずれやってみたいと思う。

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