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錆びついた頭

明後日に詰将棋全国大会が名古屋で行われることになっている。最近は余裕がなくて詰将棋を創ることも解くこともほとんどしていないが、こういう催しには参加することに意義があると思っていつも出かけることにしている。少しは顔を出さないと、詰将棋界から完全に忘れ去られてしまいかねない。

ただ、最近は行くたびにちょっと困ったことになる。というのも、何年か前から詰将棋解答競争が席上で行われることが多くなったからだ。3手詰か5手詰くらいの短手数作品がスクリーンに30秒だけ次々に映し出されるので、その場で素早く解いて解答用紙に正解を書いていくというものだが、これが本当にできない。3手や5手なんて簡単じゃないかと思われそうだが、一流の詰将棋作家が創った罠だらけの詰将棋というのは実にうまくできていて、限られた時間で読むのはそんなに容易なことではないのである。それでも全国大会に来るような人はだいたいはさっさと解いてしまうのだが、タイムプレッシャーがある状況に私はどうにも弱く、看寿賞受賞者とは思えない低得点に毎回終わっている。特にこのところ詰将棋を解くことをほとんどしていないだけに、今年は心配だ。

少しでも錆びついた頭をリフレッシュしようと、この間の将棋世界誌の付録についていた伊藤果七段の9手詰作品集を出してきて最初の方の数問を解いてみた。やはりダメだ。9手詰だと分かっているし配置も簡素だから、時間をかけさえすれば解くことはできる。ただ、あまりに時間がかかりすぎるのである。ある手順を考えてみてそれが詰まないと分かっても、その手順を何度も何度も頭の中で無意味に繰り返しているのだ。これではきっと今年も恥をかくことになりそうである。

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