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ピアノと爪

すぐに飽きるだろうと思っていたラヴェルの譜読みが思った以上に面白く、このところずっと続けている。「古風なメヌエット」をやっているのだが、少しずつ着実に前進してきており、この調子でもうしばらく続ければ曲としてまとめられるような気もしてきた。11月の演奏会にはプロコフィエフを出そうかと思っていたけど、これで行くという選択肢もあるかもしれない。もっとも、今までスクリャービンとラフマニノフが選曲の中心だっただけに、ラヴェルとなればプロコフィエフ以上の路線転換だ。まあまだ弾けたわけではないのだから、皮算用をするのはやめておこう。

ところで、ピアノを弾くときには爪を切っておくというのはピアノを弾く人にとっては当たり前のことだ。伸ばしたままにしておくとカツカツと耳障りな音が聞こえてしまうからである。しかし自分の場合、爪の生え方がちょっと人と違うのか、皮膚のあたりまでちゃんと切ろうとすると深爪になって指を傷めてしまう。今までそういうことが何度もあったので、爪を切るときは深爪にならないギリギリのところまで気をつけて切ることにしている。しかし、そうなるとどうしてもわずかに爪が指から出ている状態になり、弾き方によってはやはりあのカツンという音が鳴ってしまうのである。特に速いパッセージを比較的小さい音で弾くときは、ピアノの音が爪の音をかき消してくれないのでちょっと厄介だ。

もちろん指を立てて弾かなければそんな音は出ないはずなのだが、フレーズによってはどうしても爪が当たってしまう箇所がある。指のやりくりが忙しく、寝かせる余裕がないのだ。「古風なメヌエット」を練習していたら、やはりそういうところが出てきてしまった。その音を弾くときは、どうしても中指をほぼ垂直に立ててしまう。そうしないとそのフレーズがどうにもうまく弾けないのである。かくして、その部分を弾くときにはいつも「カツン!」という派手な音が混じる。特に電子ピアノで音を絞って練習していると、その爪の音だけがやけに小気味よく響いて始末に悪い。グランドピアノで弾くときには、もう少し目立たなくなっていてほしいものである。

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コメント

爪の問題を抱えている人いますね。私は極めて短く切っても平気なタイプです。
アルゲリッチやネルソン・フレーレの打鍵の様子を観察していて思ったのですが、彼らは爪が伸びているのに爪の音がしない。派手なラ・ヴァルスやラフマニノフ組曲などを演奏してる時の映像を見て発見しました。
やはり打鍵の角度を工夫をされるべきではないでしょうか。普段から30~60度くらいの角度で弾く。古風なメヌエットの中で無理な箇所はせめて80度で弾くとか。

そうですねえ。余裕のあるところなら指の角度まで気をつけていることができるのですが、
難しいところで一瞬でもそういうことを考えるとすぐ間違えるんです。
でも今日練習していて、問題の箇所も少し指を寝かせて弾けるようになりました。もう少しやってみます。

それにしても、アルゲリッチとフレイレの2台ピアノはいいですよねえ。あの演奏は何度聞いても飽きません。

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