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マスクをしたチェスプレイヤー

昨日、学生と話していたら「この間、リアルに新型かかったんすよ」と言われた。「リアルに」という言葉の意味は、この夏に彼が体調を崩したとき、新型インフルエンザかもしれないと思って医者に行ったらただの風邪と診断された、という一件があったためだ。今度は本当にそうだった、というわけである。学生の間ではかかる人もだいぶ増えてきたようだが、教員がやられたという話は聞かない。自分もこのところあちこちに出張しているが、今のところ大丈夫なようだ。もっとも、ここ2年ほどは寒くなってから体調を崩すことが多いので、これからは気をつけなければいけない。

現在モスクワで、かつての世界チャンピオン、Mikhail Talの名前を冠したTal Memorialというチェスの大会が行われている。参加しているのは全員レーティングが2700以上のスーパーグランドマスターと言われる強豪だ。その第5ラウンドで、ちょっと面白い光景が見られた。対局者の一人、Vassily Ivanchukがマスクで登場したのである。そのときの様子を伝えるニュース映像を見ると、他のプレイヤーもその姿に笑いをこらえきれないようだ。どうも対戦相手のMagnus Carlsenが大会前に風邪をひいていたらしく、それを聞いてウィルスをうつされないか不安になったらしい。

日本人にとってはマスクをするというのは日常的にありふれた行為だが、海外では相当奇異な行動と思われる。ましてトップレベルのプレイヤーがチェスの対局中にマスクをしていたというのは、おそらく前例がないだろう。実は私は以前、蒲田でチェスの大会に出たときにマスクをしていたことがある。しかしイワンチュクのつけているバカみたいな大きさのマスクではなかった。対局相手がこんな大きいマスクで登場したら、日本人であってもちょっと笑ってしまうかもしれない。

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コメント

あ、ホントだ、随分と大きいマスクですね(笑)。大きいだけで隙間だらけのマスク、全然ウイルスを防止できていないような…。対戦相手はチェスに集中することできたのでしょうか。

マスクもそうですが、海外では多少の雨なら傘をささないですよね。外人からしてみると、日本人はいちいち大げさな行為をしているように映るのでしょうか。

マスクプレイヤーのイワンチュクは結構好調をキープしているようなので、
対戦相手がの集中力を少しそぎ落とすことに成功しているのかも。

傘は確かに、海外だと本降りにならない限りささないことが多いようですね。

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