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ペダルの復調

日曜日にヤマハに行って電子ピアノのペダルの不調を修理してほしいとお願いしておいたら、翌日に修理担当者から電話がかかってきた。
「ペダルを踏んでいても音が消えてしまうことがあるということでしたが……」
「ええ、そうなんです」
「まず、鍵盤の裏側からペダルを制御するコードが出ていると思うんですが、それが抜けかけているということはありませんか?」
鍵盤の下をのぞき込み、PEDALと書かれた穴にささっているコードを確認する。さわってみたが、ガッチリ差し込まれているようだ。
「ちゃんとささっているみたいです」
「そうですか。ではペダルの下にあるアジャスタがゆるんで位置がおかしくなっているということは……」
「あ、それは確認しました。大丈夫でした」
「そうですか、そうなるとやはり故障が考えられますので、部品の交換という形になりますかねえ」
その部品の値段は決して安くはなかったが、今のままの状態で弾き続けるわけにはいかないのは明らかだった。その部品を取り寄せる必要があるとのことだったので、それが届いてから改めて修理の日取りを相談しようということになった。

ところが、そのとき以来、どうもペダルの調子がだいぶよくなったのである。百パーセントというわけではないが、前に頻発していた音消えがほとんどなくなってしまった。要するに原因はコードの微妙な接触の問題で、あの電話の最中にコードをさわったことで状況が改善したのではないだろうか。これくらいなら、練習するにはさして支障はない。せっかく取り寄せてもらったので修理の方には悪いが、次に電話がかかってきたときに、やっぱりキャンセルしたいと言おうかと思い始めている。

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