帰るとき、暗くなりかけた空に月が出ていた。月齢は11か12くらい、満月になる数日前というころである。このくらいの太さの月は、8月、9月ごろはかなり低い空に出ている。ふと、望遠鏡でも出してみようかという気になった。去年、上の子の誕生日祝いに天体望遠鏡を買ったのだが、結局ほとんど見ていない。組み立てて部屋の中に置いてあるから、バルコニーに持ち出せばよいだけなのに、これでは宝の持ち腐れである。
そんなわけで、帰宅から夕飯までの短い時間ながら、月のクレーターをみんなで観察することができた。天体観測が第一の趣味だったころは何十年も前になってしまったが、昔取った杵柄で、望遠鏡の扱いには慣れている。今度は木星か土星あたりの観測に適した時期に、また観望会ができればと思う。