Leonid Kubbel's Endgame Study No.149
64, 1940

敵のPがあと一歩で昇格するところまで来ているという、Kubbelのスタディではおなじみの状況。ここからドローに持ち込むための方策は?
1.Ne5+
ここは1.Rh3?も考えられるところだ。Pが成ればRで両取りをかけてQと刺し違えることができる。しかしこれは 1...Bc8+と串刺しにされてしまう。 2.Kf4 Bxh33.Ne5+と跳んでもすでに遅く、 3...Ke2 4.Nf3 Kf1で白が困ってしまう。Kでg1を押さえられてしまうと、もう白はNを動かすことができず、Bにゆっくり取られるのを待つばかりになってしまうのだ。したがって、初手はまずNでチェックをかけるのが正解。
1...Ke3 2.Nf3 Be2
ひとまずg1の地点を守って一安心したのも束の間、これで白のNはピンされてしまった。逃げられない以上、次の手でこのNは取られてしまう。
3.Kxg3 Bxf3 4.Kh2!
絶体絶命に見えるこの局面、正解はKをじっと下げる手だが、手の見える人なら4.Rh1?が浮かぶかもしれない。取ってQに成ればその瞬間にステイルメイトで引き分けだ。しかし、4...gxh1N+!とアンダープロモーションする権利が黒にあることを忘れてはならない。BとNが残っていればメイトにできるから、これは白の負けである。
4...Kf2 5.Rg4!
ここが本当の決め所。
5...Bxg4
分かっていても黒は取るしかない。ステイルメイトでドロー。
1/2-1/2

Generated with ChessBase 11
Download CBLight for free here