Leonid Kubbel's Endgame Study No.151
Rigaer Tageblatt, 1914

例によって黒のPがあと一歩で成れるところまで来ている。ここからドローに持ち込むにはどうしたらよいか?
1.bxc6
まず当たっているPを取っておく。この手は次に2 Rf8のメイトスレットになっているので、黒は応対しなければいけない。
1...bxc6 2.Rf6!
取られそうなNを逃げずにRを6段目へ。これが盤上この一手の好手である。
2...Bb5
2...c1Qと昇格してしまえばよさそうに思えるが、これは白の望むところ。3.Rxc6+ Qxc6 4.Ne7+と技がかかって勝負なしである。またラインから外れようと2...Kd7としても、白は平然と3.Rxc6と取ってしまう。 3...Kxc64.Nb4+でやはり黒はQをつくることができないのである。かくしてc6をBで押さえるのがここでの最善手。
3.Rd6!
ぼんやりした手に見えるが、これで黒のKの可動範囲を狭くしている。
3...cxd5
3...c1Qと成りたくなるが、 4.Nb6+と白はすかさずチェックをかける。ここで4...Kb8と狭い方に逃げなければいけないのが3.Rd6の効果だ。以下 5.Rd8+ Kb7 6.Rd7+とパーペチュアルチェックになってドロー。また、3...c5とひねってみても 4.Kxb5 c1Q 5.Nb6+で結局同じ千日手コースに入る。
4.Rxd5 c1Q
ついに黒は昇格を果たしたが……。
5.Rc5+ Qxc5
最後はやっぱりこれ。ステイルメイト。
1/2-1/2

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