Leonid Kubbel's Endgame Study No.161
Shakhmaty za 1955 god, 1956

黒のPが2つも昇格寸前で、もはや防ぐ手段はなさそうだ。白にはPは残っておらず、勝つのはもう難しい。いかに引き分けを狙うかが問題になる。
1.Bc6+
白は基本的に、パーペチュアルチェックでドローに持ち込むことを考えることになる。その第一弾として、まずチェックをかける。もちろん、h1に利かせる意味もある。
1...Kb8 2.Kc5!
ここでじっとKを上がるのが好手。b6の地点を押さえておく。
2...Bd6+!
2...f1Qと成りたくなるが、これは白の主張が簡単に通ってしまう。 3.Re8+ Kc7(ここでa7に逃げられないのが2手目のK上がりの効果) 4.Re7+ Kd8 5.Re8+と、Rでいつまでもチェックをかけ続けられるから、千日手でドローである。そこで白のKをb6からそらすべく、Bを捨てる。
3.Kxd6 f1Q
ようやく待望のQ昇格。なお3...h1Qとして 4.Bxh14...f1Qと成るのは、 5.Rb7+ Kc8 6.Bd5とBを中央に戻しておくくらいで、黒には何も手段がない。
4.Rb7+
ぐずぐずしていると、黒はチェックの連続からBをむしり取ってh1に新しくQをつくることができる。こうなっては白の負けなので、ここからはひたすらRによるチェックのラッシュである。黒は戻ってもパーペチュアルチェックをされるだけなので、必然的に盤面右方向に追い込まれていく。
4...Kc8 5.Rc7+ Kd8 6.Rd7+ Ke8 7.Re7+
Kubbelはここで7.Rh7+としたらどうなるのか、明確な答えを持っていなかった。このラインは相当微妙だが、実は白が負けになる。詳しくは163番の問題参照。
7...Kf8 8.Re8+ Kf7 9.Re7+ Kf6 10.Re6+ Kf5 11.Re5+ Kf4 12.Re4+ Kg3
ここは12...Kf3とBのラインに入ってしまうと13.Re1+とQを抜かれてしまう。
13.Re3+ Kf4
ここまで来ると黒はUターンするしかない。13...Kf2と奥に入っても 14.Rf3+があるからだ。
14.Re4+
かくして千日手のコースに入る。Kがどう逃げても、白はRでチェックをかけていればよいから引き分け。
1/2-1/2

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