Leonid Kubbel's Endgame Study No.338
3rd Prize, 64, 1927/II

白のPは高い位置まで進んでおり、特にa6のPは黒にとって脅威となっている。これを生かすことで、白は優位に立てる。
1.a7
まずはこのPを進めてプレッシャーをかける。
1...Kb7 2.Ra2
次に3.Bxc6+を狙っている。
2...Kxa7
2...b5はもちろん 3.Bxb5と取られるだけだから全く意味がない。
3.fxe6!
この手が好手。さて、この手に対し、黒のQが行ける場所で白の駒が利いていないところは8カ所ある。ところが、その8カ所に安泰な場所は一つもないのだ。
3...Qf8
3...Qxe64.Bb3+である。 3...Qf5なら4.Bc2+がある。3...Qg6も同じである。 3...Qh5なら4.Bd1+3...Qf14.Bb5+3...Qe84.Bxc6+である。要するに、白マスに逃げればすべてBの開き王手で取られてしまうのだ。残っているのは3...Qg8か、ただ一つの黒マスの逃げ場所である3...Qf8だが、これも仕留め方が変わるだけで結果は同じである。
4.Bxc6+ Kb8 5.Ra8+
今度はRによる素抜きが待っていた。これでゲームセットである。
1-0

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