Leonid Kubbel's Endgame Study No.344
Shakhmaty v SSSR, 1936

白はQを失っているとはいえ、未だに手駒を多く保有しており、黒のKを取り囲んでいる。ここは一気に勝負をつけてしまいたい。
1.Be8+!
現時点では白はかなり駒得しているから、今の状態を保持できるなら勝てるはずだ。しかし実際には、ピースを失わないわけにはいかない。例えば、もし白がa4のBを単純に逃がす手を指せば、黒から1...Qe3+と両取りをかけられてしまう。Bを捨てて黒のKをRのラインに引き込むのがここでの正着だ。
1...Kxe8
1...Kf62.Nd4!がぴったり。次に3.Bg7#のメイトを見せ、スレットを外そうとするとQが落ちる。 1...Ke6は有力だが、これには 2.Rh7と引き、 2...Qe3+ 3.Kg7 c5 (3...Qxb34.Bf7+) 4.Rh6+ Kf5 5.Bd7+ Kg5 6.Rh3で一手一手となる。
2.Nc5!
Bxd6+から4.Rf8#の狙い。
2...Kf7
他の応手はすべて開き王手でQが落ちる。 2...Qxc53.Bxd6+がある。 2...dxc53.Bxc5+で終わり。 2...Qa13.Bg7+が決まる。
3.Bxd6 cxd6 4.Rh7+
BやNでの素抜きやフォークを散々見せておいて、最後はRの素抜きで勝負をつけた。
1-0

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