Leonid Kubbel's Endgame Study No.346
Zadachi i etyudy, 1928

黒番なら、簡単にRを取られて試合終了だ。白番だからこそ、ここから引き分けに持ち込むことができる。一手も緩んではならない。
1.Re7+
まずは一本チェック。
1...Kb8
1...Bd7と捨てて 2.Rxd7+ Kc8と逃げるのは、 3.Nb6+から簡単に引き分けにできる。 1...Ka82.Nc7+が利く。
2.Nb4!
3.Nxa6+だけでなく、3.Nc6+から4.Ra7+も狙った一手。
2...Qa3
黒はNをピンして粘る。
3.Kb6!
ピンを外し、再びNをc6に跳ねる手を見せる。
3...Qxb4
ここで黒はどうするか。3...Ka8は、そのまま 4.Nc6と跳ねてしまえば、黒はQを失わない限りメイトを防げない。 3...Bd7 4.Rxd7と捨駒でRをずらしてから 4...Qe3+とチェックする手も考えられるが、 5.Kxb5 Qe8 6.Nc6+でやはりドローになる。残ったのはNを取る手だが……。
4.Rb7+!
これが最後の決め手。
4...Bxb7
黒がRを取らなければ、白はa7とb7でRを往復し続けることができる。きれいに駒が縦一文字に並び、ステイルメイトとなった。
1/2-1/2

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