Leonid Kubbel's Endgame Study No.382
Shakhmaty v SSSR, 1935

黒のPが林立する異様な初形。黒のKは追い詰められているが、ここで決めてしまわなければ駒割から到底白は勝てなくなる。
1.Qe6
もちろん次はQを入ってPを成ろうという狙いだが、それなら1.Qxg6?でもよさそうに見える。しかしこうすると、1...Qd4+ 2.Ka2 Qg7でがっちり受けられてしまう。f7のPを生かせなければ白の負けだ。
1...Qb6+
1...Qf22.Qe8+ Kg73.Qg8+とKを遠ざけることができるので受けにならない。
2.Ka2 Qb8
最下段に引いてPの昇格を防ぐ。もしここで2...Qd8なら、 3.Qxg6 Ke74.Qg5+が決まる。
3.Qf6!
じっと元の位置へ。狙いは4.Qh8+だ。ここで3.Qxg6?3...Ke7 4.Qg84...Qf8がある。
3...Qh2
3...Qc74.Qh8+ Kxf7 5.Qh7+でおしまい。
4.Qxg6!
ここで今度は右に寄って5.Qg8+を見せる。
4...Qh8
黒はこうするしかないが……。
5.Qe6!
黒のQを隅へ追いやっておいて、再び初手の位置へ。いよいよ黒は追い詰められた。
5...Kg7 6.Qe5+
Qを交換してPが成れる。白の勝ち。
1-0

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