Leonid Kubbel's Endgame Study No.386
1st Prize, VTsSPS Chess Club Tourney, 1940

Pの垣根の向こう側に黒のQが控えている。黒のKが孤立無援の状態でいる今をとらえれば、白は勝つことができる。
1.Nh2
2.Ng4の1手詰を狙った手。
1...Ke3 2.Ng4+ Kf4
2...Ke43.Nf6+ Kf5 (3...Ke5などは 4.Nd7+) 4.Nd7とQに当て、 4...Qd8 5.Qg4#まで。
3.Qf1+ Ke4
3...Kg54.Qf6+ Kh5 5.Qf5#まで。
4.Nf6+ Kd4
白は常にフォークを狙っているので、黒のKが逃げられる場所は限定される。
5.Qd1+ Kc4 6.Qxd5+ Kc3
6...Kb4なら 7.Qa2!として、次に8.Nd5#を狙う。黒がこれを防ぐにはQを捨てるしかなく、白の勝ちが決まる。なお、ここで7.Qa8?として次にフォークを狙うのは 7...Qa5と逃げられ、 8.Nd5+にも Ka4 9.Nb6+ Kb4とうまくかわされて勝負を決められない。
7.Qa8!
先ほどと違い、Kがc3に逃げた場合はこちらへ入るのが決定打となる。この手で黒のQの移動先がすべてつぶれており、次の8.Nd5+が厳しい。Qが動かせない以上、フォークを防ぐために黒はKを動かすしかないが、どこへ動かしても結局最後の決め手から逃れることはできない。
7...Kb2 8.Nd5
Qが詰んでは投了もやむを得ない。白の勝ち。
1-0

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