Leonid Kubbel's Endgame Study No.398
quoted in 250 Selected Studies, 1938

黒のPが大量に残っている。白は早々に決着をつけてしまう必要がある。ここから連続チェックで黒に襲いかかる。
1.Qc3+
白にとって、c6のPは大事な攻めの拠点。取られないようにチェックをかける。
1...Kb6 2.Ba7+!
この捨駒によって、黒のKを下段に落とす。最下段に移動させることで詰めろをかけやすくなる。逃げればQを展開してすぐ詰むので、黒はこれは取るしかない。
2...Kxa7 3.Qa5+
チェックの連続で迫りながら黒を追い詰めていく。
3...Kb8 4.Qxb5+ Kc8 5.Qb7+ Kd8 6.Qb8+ Qc8
黒にはまだこの合駒がある。ここで刺し違えたらもちろん黒の勝ちだ。
7.Qb3!
じっとQを引く。次はもちろん8.Qg8#だ。この詰めろを防がせることで、黒のQを狭いところに閉じ込めておくことができる。
7...e6
メイトを防ぐにはこれしかない。
8.Qb7
直前にPを突かせた効果で、黒のKとQは両方とも身動きが取れなくなっている。
8...h3
黒はこのPの前進に最後の望みをかける。
9.Kf6!
これが好手。
9...h2 10.Qb4
再びQを引いて右側からのメイトを見せる。次の10.Qe7#を防ぐためには、黒はQを捨てるしかない。白の1手勝ちである。
1-0

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