Leonid Kubbel's Endgame Study No.413
Honourable Mention Shakhmaty v SSSR, 1938

QN対QBの終盤戦だが、白はP2つ分ダウンしており、このままでは厳しい。しかし一発逆転の秘策がある。
1.Ne5+
まずはこの両王手で幕を開ける。
1...Kb6
Kの逃げ場所は3カ所あるが、b6以外はすぐ詰んでしまう。
2.Qb1+ Kc5
メイトやフォークを避けるためにはこれも必然。
3.Qg1+ Kd5
3...Kb5なら、 4.c4+ Ka4 5.Qd1+ Ka5と追っていって 6.Nc6+で決まる。
4.Qe3!
じっと近寄るこの手が好手。白の狙いは、5.e4 Ke6 6.Nc6+だ。黒はこれを避けるべく、Qを動かすことになる。さて、どこへ?
4...Qc8
まずはっきりしているのは、黒のQは黒マスに逃げたのでは白の狙いを外せないということだ。また4...Bxe5とNを取るのは5.Qd3+ですぐ勝負がついてしまう。そこで黒は、Qを白マスに動かす手を考えることになる。すぐダメだと分かるのは4...Qa8で、これは 5.Qf3+の1手で終わり。 4...Qg8が問題だが、これには 5.c4+ Ke66.Ng4+!とこちらに跳ねる手がある。 Kf5 (6...Kd7なら 7.Nf6+ ) に7.Nh6+というわけだ。 4...Qe8も同じ変化で白の勝ちになる。したがって残されたのはc8へ避難する手だが、これも結果は五十歩百歩になる。
5.c4+ Ke6 6.Nc6+!
今度はこちらに開いてみせる。
6...Kf6
6...Kd7 7.Qh3+でQを素抜かれる。
7.Qh6+ Kf5 8.Qh3+
結局、黒はQを取られてしまう。これでは投了もやむを得まい。
1-0

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