Leonid Kubbel's Endgame Study No.415
150 Chess Studies, 1925

現在、白のNはQに取られそうになっている。しかし、ただ逃げているようでは勝利はおぼつかない。白はここで一気に勝負をつけることができる。
1.e6!
まずは当然この手。次に2.Qh8#の1手詰を狙っている。
1...Bxe6
取るのでなければ1...Qf4くらいしかないが、これには 2.Qh8+ Qf83.Qh5+ Kd8 4.Nf7+ Ke8 5.Ne5+と技がきれいに決まる。
2.Qa4+!
ここからチェックすればよいことに気づくかどうか。実はこれで決まっているのだ。
2...Kd8
黒の応手を一つ一つ見てみる。2...Kf83.Qf4+!という華麗な手があり、 3...Qxf44.Nxe6+のフォークで決まり。 2...Bd7はあと2手で簡単に詰む。 2...c6と捨てて 3.Qxc6+3...Kf8とする手も考えられるが、これには 4.Nxe6+ (4.Qf3+ Qxf3 5.Nxe6+もある) 4...Kf7 5.Qf3+ (5.Nd8+ Kg7 6.Qf3でも勝てるが明快さには劣る) 5...Qxf3 6.Ng5+で勝ち。残ったのはd8へKが逃げる手だが……。
3.Qd4+!
2...Kf8の変化にも出てきた華麗な捨駒。
3...Qxd4 4.Nxe6+
フォークが決まって白の勝ち。
1-0

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