Leonid Kubbel's Endgame Study No.428
2nd Prize, Fodor Illustrations-Verlag (Berlin), 1931-33

盤面左下に駒が固まる妙な初形。ここからすさまじい攻防が繰り広げられる。
1.d5!
問題図でもし黒番なら1...Qg5+でいきなり詰んでしまっている。これを防ぎつつ、a1-h8のラインを開く。
1...Qxd5 2.h8Q+ Kxa2 3.Qa1+!
何と、せっかくつくったばかりのQをいきなり白は捨ててしまう。なぜこんなことをする必要があるのか?実はこの後の手順で明らかなように、a2のPは白にとって邪魔駒だったのである。新しいQを捨ててでもこのPを消す必要があったのだ。もしここで、3...Qg5+や3...Qd1#を防ぐべく 3.Qg4?とするなら、黒には 3...Nc3! 4.Qxc3 Qg5+! 5.Qxg5とステイルメイトに逃れるという秘策がある。
3...Kxa1 4.Bb2+!
白はBも捨ててしまう。
4...Nxb2 5.Qa3+
このチェックをするために、a2のPには消えてほしかったのだ。
5...Qa2
5...Ba26.Qxb2#の1手詰。
6.Qc3!
じっとここへ移動し、Nをピンしてしまう。黒は指す手に困った。
6...g5 7.h3
もしこの局面我が白番なら、白がツークツワンクに陥っていることになり、白の負けである。しかし、次は黒番であり、ツークツワンクに陥ったのも黒である。これで、白の勝ち。
1-0

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