Leonid Kubbel's Endgame Study No.436
Shakhmatny Listok, 1924

駒割はP対Rで白が圧倒的に不利。しかし肉を切らせて骨を断つ作戦で、この状況をひっくり返すことができる。
1.Qa2+
チェックをしつつ、敵のQのラインに入る。
1...Kb4
1...Kb52.Nc3+でQが落ちる。 1...Kd32.Nc1+で終わり。黒はNにチェックをかけられるところには逃げられない。
2.Qb2+ Kc4黒はNにチェックをかけられるところには逃げられない。
2...Ka43.Nc3#まで。
3.Qc2+
2段目の位置をキープしながら一歩ずつずれていく。
3...Kb4
これも3...Kd5なら 4.Nc3+が決まる。常にこの筋があるので、黒のKの逃げ場所は限定される。
4.Kb2!
一歩にじり寄って間合いを詰める。5.Qb3#と5.Qc5+の二つの狙いがある。
4...Qd5
白の二つの狙いを同時に防ぐには、この手しかない。しかしこれによって、黒のQは白の術中にはまる位置におびき出されてしまったのだ。
5.Qa4+!
ここから白の技が始まる。まず、Qを切ってしまう。
5...Kxa4 6.Nc3+
フォークがかかった。これでQを取り返す。
6...Kb4 7.Nxd5+ Kb5
ここでどう逃げてもまたフォークがかかってしまうのが残酷なところ。 7...Kc4なら 8.Nb6+である。
8.Nc7+ Kc6 9.Nxa8
h列にいる白Pの前進を防ぐ手段は黒にはない。これで勝負は決まった。
1-0

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