Leonid Kubbel's Endgame Study No.438
Listok Shakhmatnovo Kruzhka Petrogubkommuny, 1921

駒割にそれほど差はないが、黒のKは隅っこで窮屈そうにしている。ここで一気にたたみかければ、勝利をものにできる。
1.Qe4+
まずはチェック。
1...Kb8
1...Ka7はあと2手で詰んでしまう。
2.Rb6+!
この華麗なR捨てに気づくかどうかだ。
2...Bxb6
取らずに2...Kc8と逃げるのは、 3.Qb7+ Kd7 4.Ne5+ Ke7 5.Qxc7+ Ke8 6.Qc6+ Ke7 7.Ng6+! fxg6 8.Qe6#まで。
3.Ka6!
Rを取らせておいて、じっとKを入るこの手が好手。もちろん次の狙いは4.Qb7#である。
3...Rd7
ほぼ唯一の受け。3...Rd5もあるにはあるが、 4.Qxd5 Qc8+5.Kxb6と駒を取りまくれるので白は一気に楽になる。 5...Qc7+ 6.Kb5くらいで、あとはPを確実に取っていけばよい。
4.Qa8+!
ここでまた豪快な捨駒が炸裂する。
4...Kxa8 5.Nxb6+
気がつけば、黒の駒はみなNが跳ねるコースにきれいに配置されている。
5...Kb8 6.Nxd7+ Kc8 7.Nxf8
肉を切らせて骨を断つ。Nが通り過ぎた後にはもう草も生えていない。黒の負け。
1-0

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