Draw

 

 

Leonid Kubbel's Endgame Study No.78

Uzbekistanskaya Pravda, 1930


現状の駒割だけ見れば白がP1個分多いが、その1個は今すぐにも取られそうな状態になっているうえ、KとBも身動きが取れなくなっている。実は黒の優勢である。白はこの手詰まり状態をいかにして脱すればよいだろうか。

1. b5

KやBを動かしては取られるだけ。だまっていても取られそうなPを突き出す。

1... cxb5 2. b4

続いて2つ目も突き出す。白が狙っているのはステイルメイトである。

2... Bxb4

ここで考えられる黒の応手は2つ。Pを取るか取らないか。もし取らずに 2... Bb2 なら、 3. Kb3! と飛び込む手がある。黒は 3... Kxb1 とBを取る一手だが、この瞬間にステイルメイトとなって引き分けである。しかし、それならばとPを取ると……。

3. Kd1!

今度はこちらに行く。

3... Kxb1

やはりステイルメイト成立。ドローである。

1/2-1/2