Win

 

 

Leonid Kubbel's Endgame Study No.81

Bulletin of the Central Chess Club of the USSR, 1983


バラバラとPが散らばっている。難しそうだが、絶対手が続くので見た目ほどではない。

1. gxh7

まずは当然この一手。

1... fxe2 2. Bxe2 Be4+

黒が昇格を防ぐにはこうするしかない。

3. Kc3!

ここでこちらへ逃げるのが大事な一手だ。黒のKが狭くなっている。

3... Bxh7 4. Bh5!

前の3. Kc3とも連動した手で、次に5. Be8#の一手詰を狙っている。

4... Kb5

黒はメイトスレットを防がなければならない。 4... g6 と道を塞ぐ手も考えられるが、 5. Bf3 と筋を変えると結局 5... Kb5 とKを動かさざるを得ず、そこで 6. Bd5 としてPが落ちる。以下 6... Kc5 7. Bxc4 Kd6 8. Kd4 で、黒はどちらにKを持っていくこともできない。

5. Be8+ Kb6

黒は何とか虎口を脱した。しかし今度はBが閉じ込められてしまう。

6. g6 Bg8

黒としては 6... Bxg6 と切ってしまうことも考えられる。残ったPで勝負しようというわけだが、 7. Bxg6 Kc5 8. Bf7 g5 9. Bxc4 g4 10. Kb3 (と底本にはあるが 10. Bf1 でも白の勝ちだろう) 10... a4+ 11. Kc3 g3 12. Bf1 で白の受けは間に合う。黒のKはb5を押さえられており、a4のPを助けられない。

7. Bf7

黒はBを失う。白の勝ちである。

1-0