詰将棋解答選手権

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いよいよ詰将棋解答選手権の日である。去年経験している分やや気楽ではあるが、何かやらかしたらせっかく参加してくれた人に迷惑がかかるから気が抜けない。予定していた時間より15分ほど出発が遅れてしまい、少し慌て気味に家を出る。家の前の坂を下りていき、交差点を直進して再び坂を上り始めたあたりで、前方に警察の車が停車しているのが目に入る。ここはいつもねずみ捕りが行われているポイントなのだ。ただでさえ出発が予定より遅くなったのに、今こんなところで止められたら遅刻間違いなしだよなあと思った次の瞬間、「止まれ」と書かれた赤い旗を持った警察官がやおら立ち上がって道路側に出てきたではないか。ピーッと笛も吹いている。ぼんやりと考えていたシナリオが急に現実味を帯びてきてギョッとしてしまった。「何なの?何なの?何にも悪いことしてないよ?」と泣きそうな声でつぶやいたが、警官はどうも自分の後ろの車に狙いをつけているらしいことが数秒後に判明する。通り過ぎた後にバックミラーで確認すると、2台後ろの車が捕まっているらしいのが見えた。全く、びっくりさせないでほしい。

その後の行程は順調で、会場にも結局ほぼ予定したとおりの時間に到着できた。早速机を移動して準備を始める。ほどなくして将棋センターのTさんや、スタッフとして応援を頼んでいたSさんが到着。参加者も続々現れ始めた。最初が初級戦ということもあり、小学生くらいの子が多い。始まるまでの短い待ち時間にも早速友達と一局指し始めた。子供が一生懸命考えている様子というのはやっぱりいいものである。開始直前に詰パラの中学校コーナーを担当するNさんも来場し、これで役者が揃った。

Tsumeshogi2010.jpg初級戦は18名参加の予定だったが、お一人が来場されず、17人で行われた(うち2名は競技開始後到着)。競技前の説明では昨年の反省を生かし、駒音を立てないように気をつけること、符号の書き間違いをしないよう気をつけることを特に念を押して注意する。そして1時半きっかりに、「はい、それでは始めてください」。職業柄、こういうことは慣れているのだが、開始直後に紙を裏返すわさわさという音だけでなく、ビニール製の将棋盤にカタカタと駒を並べる音も聞こえ始めるところが、普段の試験とはまるで違うところだ。去年の初級戦はバタバタと途中退出者が相次ぎ、最後まで残っていた人は一人だけだったのだが、今年は皆さん慎重な様子。初級戦はタイムによる順位付けはしませんと言ったせいかもしれない。競技開始後9分で最初の退出者が出たが、45分の競技時間いっぱいまで半分くらいの方が残っていた。終了後にすぐ採点に移ったが、2番の3手詰に引っかかった人が続出。他の会場の様子を見ても、おそらくこの問題がキーとなったようである。結局、全問正解者は17名中6人だった。実は昨夜、全問正解者に差し上げる認定証を何枚印刷していくかかなり迷ったあげく、12枚刷ってきてあったのだが、結局半分しか使わなかったわけである。

続いて一般戦。こちらは競技時間は90分である。参加者は13名。1時間経つまでに二人か三人は抜けるかなと思っていたら、どうも皆さん苦戦されている様子。結局、最後の最後まで誰一人部屋を立ち去らなかった。どうも今年は全体的に、去年より難しかったようだ。採点の結果、去年も一般戦を制したFさんがただ一人全問を正解し、堂々の連覇を果たした。賞状を上位3人に贈呈した後、記念写真も撮り、用意してあった賞品を山分けしてもらう。去年は自宅に賞品を忘れてきてしまったので、自分としてもやっと昨年の雪辱を果たした思いである。

5時までには会場から撤収しなければいけなかったので最後はかなり慌ただしくなってしまったが、どうにか無難に広島大会を終えることができた。一大イベントを乗り切り、ホッと一安心である。

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このページは、natsuoが2010年4月 3日 23:59に書いたブログ記事です。

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