2011年4月アーカイブ

お昼を食べて一息ついてから床屋へ。前回いつ行ったのかと備忘録代わりの日記を見たが、2月6日を最後に床屋についての記述はなかった。髪の伸び方からして3月下旬に行っているはずなのだが、いつだったのかどうも思い出せない。髪を切った後、私が前に来たのがいつか分かりますかとお金を払いながらと聞いたら、「記録によると3月26日にいらしていますね」とのことだった。だいぶ伸びたと思っていたが、普段は7週間に一度のペースで散髪しているので、今回はずいぶん早めに切ってしまったことになる。それにしても床屋に行ったことを日記につけ忘れるとは、震災やら何やらいろいろなことによほど気をとられていたのだろう。

散髪しに家を出たときはまだ晴れ間もあったのだが、床屋を出たときはもう空は厚い雲に覆われていた。風も何だか生暖かくて湿っぽい。今日はジョギングしようと決めていたのですぐ着替えて近くの公園に向かったが、今にも降り始めそうな雰囲気になってきたので、3キロで切り上げて戻ってしまった。これでは到底脂肪が燃焼したとは思えないが、走らないよりはましだろう。果たして、帰宅後しばらくして雨音が聞こえてきた。

校訂報告の作成

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今日はずっと家にこもり、依頼された楽譜校正の報告をまとめていた。私が担当しているのはカプースチンのソナタ第5番で、この曲はカプースチンのソナタの中では短い方なのだが、それでも20ページ以上あって音符の数はかなり多い。初校と自筆譜、それにロシアで過去に出版されたMusT版という3つのヴァージョンを見比べて、違っているところをピックアップしていくのである。すでに一通りチェックはすませてあったから、あとは表にしてまとめるだけだったが、これが思っていた以上に大変だった。特にMusT版のミスが多く、いちいち列挙していくと大変な量になってしまうのである。夜までかかってようやく仕上げたが、コメントした部分は200カ所近くになってしまった。あとは見直しをして、原稿とともに編集担当者に送り返せばよい。ここ2ヶ月の懸案だった仕事もこれで一段落だ。

ただ、しばらくすると今度は再校が回ってくる。校正漏れを徹底してつぶすために、今度は他の方が校正した別の曲に目を通すことになっているのである。すでに一度チェックされているので、ミスが残っていてもかなり数は少なくなっているはずだ。ということは、相当な時間と労力を費やしても、発見できるものはほとんどないということになる。報われないぶん、こちらの作業の方がもっとしんどく感じるかもしれない。

イモリの見学

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今日も朝一番で会議。昨今の大学はどこもオープンキャンパスという催しを行う。うちは毎年8月に行われるが、今年はその準備をするワーキンググループに入れられてしまったのである。今日一通り話を聞いた感じでは、かなり大変そう。しかも今年から、「プレ・オープンキャンパス」を6月に、「ミニ・オープンキャンパス」を10月にやることになったという。ああ、仕事は増える一方だ。

お昼頃から遠雷が聞こえ始め、やがて雨が降りだした。ゴロゴロという音を聞きつつ、午後からは実験の担当。1時から始まり、6時頃に終わるはずだったのに、課題の終わらない班がいくつもあってなかなか帰れない。学生が全員実験室をあとにしたときはもう8時を過ぎていて、さすがにくたくたになった。

一緒に実験を担当しているA先生に、先日駐車場のあたりでタヌキらしき動物を見た話をしたら、実際にこのへんはよくいるから見間違いではないですよ、とのこと。「イタチみたいなのもいますし、キジも見かけたことがあります」と言われ、自分も以前キジが駐車場脇の草むらにいたのを見たことを思い出した。さらにA先生は「近くの田んぼにイモリがいたので、研究室で飼っているんですよ」という。地域によっては希少種となっていて捕獲を規制しているところもあるらしいが、このへんではそう珍しくもないようだ。せっかくなので、実験終了後にちょっと研究室にお邪魔して見せてもらった。実家にいたころ、家の窓にヤモリが張り付いているのを内側からよく見かけたが、イモリを生で見たことはあまりなかったように思う。都会に比べれば、まだまだこの一帯は豊かな自然が残っているようである。

酒蔵通り

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朝早くから会議があり、早めに家を出る。月に一度の定例会議で、今年度は次回以降も火曜日朝に行うという話だったが、進行役の先生が「やっぱり月曜日の夕方ではどうでしょう?」と提案し、そういうことになった。朝が苦手な自分にはこの方が助かるが、一日の終わりにする会議は際限なく続く可能性もある。

午後は非常勤講師のためH大へ。いつもの道を走っていると、何カ所かの道路案内標識に「酒蔵通り」という新しい表示が書き足されていた。H大のある西条は酒が有名なところで、西条駅近くの通りはいくつもの酒蔵が並んでいるため、そう呼ばれているのである。行き先として地名しか書かないのが通例の案内標識にわざわざ通りの名前を書き加えたというのは、酒どころという街の特徴をもっと強くアピールしたいという意思の表れだろう。灘・伏見と並んでせっかく日本三大銘醸地の一つと言われているのだから、それを最大限に生かして町おこしをしたいに違いない。

講義終了後、いつものようにT君と合流して夕飯。9時頃帰宅。



簡潔な形ながらやりとりに緊張感があり、よい作品ではないかと思う。同じアイディアの作品が157番にあるほか、165番にも同じフィニッシュの形が現れる。

昨日はかなり身体を動かしたので、今日は夕方に買い物で出かけたのを除けばゆっくり過ごしていた。

夜に楽譜の校正作業の続きをする。第3楽章がまだ半分近く残っていたが、何とか頑張って最後までチェックし終えた。これでひとまず頼まれていた作業の第一段階は終了。あとは月末までに校訂報告を書き上げればよい。次の連休あたりにやってしまおう。

極楽寺山に登る

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Gokurakuji2.jpgGokurakuji1.jpg昨夜から降り続いていた雨が予報通り朝方にはあがったので、予定通りI先生と極楽寺山に登ることにする。この山は山頂まで車道が整備されているのだが、敢えて自分の足だけで行こうというわけだ。海に近い廿日市市役所で正午に待ち合わせ。ここから街中を歩いて北上し、12時50分頃に極楽寺山の登山口にたどり着く。朝まで降っていた雨のせいで山道の土はじんわりと湿っていたが、幸いそれほど歩きにくくはない。道の脇にはところどころで山ツツジが咲き乱れていて、景色が開けないうちも退屈することがなかった。30分ほど登ったところで山陽自動車道の上にかかる歩道橋があり、そこからまた急坂が始まる。雲が切れて日が差してくるとたちまち暑くなり、持ってきたタオルで汗を拭きつつ、腕まくりして登り続けた。

GokurakujiPanorama.jpg


Gokurakuji4.jpgGokurakuji3.jpg山頂の極楽寺に到着したのはちょうど2時半頃だった。車で来たのだろう、境内には家族連れもちらほら見える。展望台からは廿日市とその周辺の街並みが、その向こうに広がる瀬戸内海の景色とともに一望の下に見渡せた。本堂でお参りしたあと、寺を抜けて北側にある展望広場へ。実はこちらが極楽寺山の本当の山頂で、標高は693メートルある。ただこちらは展望広場といっても、山の北側に広がる山が木々の間からほんの少し見えるだけだった。

Gokurakuji5.jpg登山というと山頂からの絶景がメインディッシュであることが多いが、今回の山歩きでは登ったあとがよかった。まず、山頂から少し降りたところにある蛇の池という池である。蓮や落ち葉が浮かぶ水面には周囲の木々が映り、その下ではコイ・フナ・カメが悠然と泳いでいる。こういう構図を見ると私はいつもエッシャーの「3つの世界」を思い出すが、今日見た風景はエッシャーの絵がほとんどそのまま再現されていたといっていい。あたりは静かで、ときおりコイが跳ねる水音と、遠くで鳴くウグイスのさえずり以外は何も聞こえなかった。

Gokurakuji6.jpg蛇の池からもう少し歩いていったところには「さくらの里」と呼ばれている広場があり、ここがまたなかなかよかった。決して広くはなく、植わっている桜も多くはないのだが、ソメイヨシノの白とヤマザクラのピンクが、地表の青い草の上で散らばっているタンポポの黄色といいコントラストをなしていて大変美しいのである。さすがに4月下旬ともなればすっかり散ってしまっているだろうと思っていたので、これは得をした気分だった。やはり山の上では春が遅い。

山歩きと景色を堪能し、気持ちよく疲れたところでアルカディア・ビレッジに到着。ここは公共施設で、安価で温泉に入れるのである。ここで湯に浸かって暖まったあと、麓まで降りる送迎バスで市役所まで戻る。バスを降りたのは5時半頃だった。

当初の予定では、それから鈴が峰の墓園に回り、去年秋に亡くなった同僚の墓参りをするつもりだった。実際そうしようと近くのスーパーで菊を買い、6時過ぎに墓園に着いたのだ。ところが花を立てて線香を供えようとしたところで、どうも変なことに気づいた。実は墓はできていたものの、まだ納骨されていなかったのだ。ご遺族は今月中頃に納骨すると話されていたそうだが、何か事情があって延びたのだろう。本人が中に入ってからまた来ようということになった。

夕飯をすませて7時半頃帰宅。

爪の亀裂

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一昨日あたりに気づいたが、右手人差し指の爪の生え際にいつの間にか亀裂が走っている。ささくれは始終できるのだが、こんなふうに爪自体が割れてしまうのは数年に一度くらいだ。自分のブログを見たら、一昨年の今頃にやはり爪が割れたとあった。多分そのとき以来だろう。割れているのは端から数ミリ程度だが、髪に手をやったりすると引っかかってしまうから気をつけなければならない。

今日は朝から雨が降ったりやんだり。金曜日なので午後は線形代数学の講義がある。今年は講義中にも物怖じせずに質問してくれる学生さんがいるので結構助かっている。反応がないと、こちらの言っていることをどれだけ吸収してくれているのかなかなか分からないのだ。質問を聞いてそこまでの説明が全く伝わっていないことに気づく瞬間の、あの脱力感にさえ耐えればよい。

予報によれば、雨は明日の午前中まで続くらしい。I先生と相談し、明日の登山はお昼からということにした。

名人戦第二局

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昨日から始まっていた名人戦第二局、先勝した森内九段が突き放すか、羽生名人がタイに戻すかということで注目していたが、結果は思いがけないほどあっけなく決まってしまった。わずか68手で森内九段が勝って2連勝したのだが、終わったのは4時半頃で、名人戦としては異様に早い終局である。手数が短くてもギリギリの勝負であれば相当白熱した戦いになるはずだが、今日の対局はあまり見せ場もないまま、たちまち形勢に差がついてしまったように思う。先手番の一局を落としたことで、羽生名人としてはかなり苦しい立場に追い込まれてしまったといえるだろう。何とも気楽な物言いではあるが、やはり観戦している方としてはもう少し緊迫した勝負を見てみたいと思う。

後味の悪い夢

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明け方に見た夢がどうも後味の悪いもので、起きてからもしばらくはもやもやとした気分が抜けなかった。電器店らしい店のレジに行列ができており、自分もその一人として並んでいるのだが、レジで対応しているおじさんの店員がもたもたしていて、なかなか行列が動かない。そのことになぜか自分は我慢できないほどいらだっていて、「おせぇよ、早くしろ!」と怒鳴ってしまうのである。すると当然ながら、場の雰囲気が一気に悪くなった。やがて順番が来ても、おまえのような面倒な客なんか相手にできるか、と店員もまともに応対してくれない。そしてそのあたりで分かってきたのだが、思わず怒鳴ってしまうのも仕方がないほどの不手際が店側に実際あったわけではなく、どうやら悪いのは単に順番を待っていることができなかった自分の方なのである。つまり、特に落ち度がないのに言いがかりをつけるという、社会的に困った人に自分がなっていたのだ。列に並んでいた他の人からも白い目で見られ、ますます面白くない気分になっていたところで目が覚めた。細かいことはよく覚えていないが、とにかく夢の中で自分がやたらとイライラして感情的になっていたのは確かだ。フロイト流に解釈すれば、これも深層心理の現れなのだろうか。

今日は昨日とは打って変わって快晴の一日だった。水曜日なので午後は3年生の実験の担当。3コマ分を終え、少々疲れて帰宅。

狐の嫁入り

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非常勤講師に行くため3時過ぎに駐車場へ向かおうと外に出ると、ポツポツと顔に冷たいものが当たった。日が差していて青空もあちこちにのぞいているのに、雨が降ってきているのである。天気雨は狐の嫁入りなどと言われたりするが、風も強くて冷たく、落ち着いて嫁入りの行列をつくることなどまともにできそうもない荒れた天候だった。

H大での講義は今年度2回目。板書する手を休めずにずっとしゃべっていたら、チョークの粉を少し吸い込んでしまったらしく、咳き込みそうになってしまった。終了後、熱心に質問をする学生さんがいてしばらく対応。せっかくいろいろ聞いてくれるので的確に返答したいのだが、実際にはなかなか難しい。それが終わるといつものようにT君と合流する。雨はやんでいたが、頬に当たる空気の冷たいこと!真冬のような寒さだ。夕飯を二人ですませ、彼を自宅に送り届けてから帰路に就く。高速道路を走っているとまた急に雨が落ちてきたりして、最後まで不安定な天気だった。

気仙沼の先輩

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大学時代のピアノサークルの先輩で、気仙沼出身の方がいた。卒業後は実家がやっている店を継いだと聞いていたので、今回の震災でどうなったのか気になっていたが、医療支援で東北に行った別の先輩から昨日メールがあり、気仙沼に立ち寄って本人とご両親の無事を確認したとのこと。ただ、地震発生時に外にいたお父さんは逃げ込んだ民家が家ごと津波に流されてしまい、流木につかまっていたらたまたま足がつくところに流れ着いて九死に一生を得たのだそうだ。また家にいた先輩自身も、あと一瞬避難が遅れたらどうなっていたか分からなかったらしい。ご親戚には亡くなった方もおられるとのことだった。ご実家の店も津波で甚大な被害を受けて大変らしい。少しでも支援しようとピアノサークルの有志で義捐金を送ろうということになったので、自分も少し出すとの申し出を送った。

やはり自分の知っている人が実際に被害に遭った話を聞くと、これが現実に起きたことなのだなということをあらためて実感させられる。津波は恐ろしい。



初手で分岐する他は一本道なので、手数のわりにはやさしい。

八千代湖に行く

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思い立って桜を見に遠出をしてきた。遠出といっても、車を飛ばせば40分程度で着く八千代湖というところである。ここは土師(はじ)ダムというダムが造られたためにできた人造湖で、広島県では有数の桜の名所として知られている。数年前に友人と一度行ったことがあり、またそのうち訪れてみたいと思っていたのだ。家の回りではもうかなりの花びらが散ってしまったが、八千代湖周辺はまだ満開らしいと聞いたので、久しぶりに湖畔に桜がずらっと並ぶ様子を眺めてみたくなったのだった。

HajiDam.jpg

渋滞を恐れてかなり早く出かけたため、駐車場もまだ空いていて余裕があった。桜は事前に得た情報通り満開。ただ、午前中は曇り空で風がやや強く、どうにも寒くていけなかった。湖畔沿いに続いているサイクリングロードを、1時間ほどかけて散策しながら花を楽しむ。お昼頃には雲も切れて陽光が差し込むようになり、湖のほとりにある公園は家族連れで賑わっていた。

山登りの計画

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昼飯を食べて自室に戻り、そろそろ午後の会議の準備でもしようかとしていたときにI先生が来室。しばらく雑談した後、そろそろ次の山登りの日取りや行き先を具体的に決めようということになる。I先生の提案は、廿日市にある極楽寺山。標高は700m弱で、秋は紅葉の名所として知られている山だ。山頂付近まで車道も通っているが、もちろん車は下に止めて南側から登ろうということになる。時期は来週末と決まった。

さらに、山登りを終えた後にもう一箇所立ち寄ろうということになった。I先生によれば、昨年秋に亡くなった同僚の墓が、極楽寺山から車で少し行ったところにある墓地に最近できたとのこと。やはり墓参りには行っておきたい。それにしても、まだあれから半年も経っていないのに、衝撃的な震災が起きた今は棺に横たわった彼の白い顔を見たのもずいぶん昔のことのように感じてしまう。私にとって、これほど人の死を意識させられた半年はかつてなかった。

楽譜校正作業

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勤務先の桜は今が満開。今週末にはもう散り始めてしまうだろう。今日は毎年この時期に回ってくる3年生実験の当番日で、午後1時から6時頃までずっと実験室にいて学生に対応していたら、すっかり疲れてしまった。

帰宅後、夕飯をすませてから依頼されている楽譜校正の仕事を続ける。カプースチンのソナタ第5番を担当していて、今日までに一応第2楽章までは目を通した。初校なのでまだ誤植が残されており、気が抜けない。場合によっては作者の自筆譜の方に間違いがあることもあるから困ったものである。第3楽章は8ページだが、空いた時間を少しずつ使っていけば、今月中にはチェックできるだろう。

非常勤講師のため、3時過ぎに勤務先を出てH大に向かう。前任者から引き継いだのがちょうどブログを始めた年だから、もう今年で6年目になる。さすがにだいぶ慣れたが、慣れすぎて緊張感がなくなっていたようで、いざ出かけようとして配付する予定の演習問題を全く準備していないことに初めて気づき、大急ぎでこしらえて印刷することになった。どうも間が抜けていていけない。

去年とは違う教室だったが、行ってみると黒板がかなり横長で広く、やりやすかった。数学教員にとって、黒板は広ければ広いほどよいのである。まあその広さに見合うようなよい講義をしたとは思えないのだが、それでも終了後には熱心に質問を受けた。やっぱり今の時期は、みんな勉強しようという向上心に満ちあふれている。

終了後、T君の研究室を久しぶりに訪問。震災に関係することを中心にお互いの近況を報告し合う。夕飯を一緒にすませ、8時過ぎに彼を自宅に送り届けてから帰路に就いた。



フィニッシュで、白のKの周りのマスはちょうど黒の駒が一つずつ利いている。もちろんこれは作者によって意図されたものである。

今日は広島県議会議員選挙、広島市議会議員選挙、広島市長選挙のトリプル選挙投票日。3時頃、投票所になっている近くの小学校まで歩いて投票をすませる。選挙があるときはいつもここが投票所だが、国政選挙のときに比べるとずいぶん閑散としていたように思う。校庭ではカープの帽子をかぶった二人の少年がキャッチボールをしていた。

家に帰ると着替えて、先週に続いてジョギングに出かける。先日の段階ではまだ数輪が咲いている程度だった桜も、ここ数日の陽気で急がなければならないことを自覚したのであろう、今日はどの木もほぼ満開に近い状態になっていた。花を愛でる家族連れの間を縫うようにして5キロを約30分で走る。先週よりやや早いタイムで走ったが、直後のバテ方は前ほどではなかったように思う。久しぶりにジョギングをしたときはいつもこうで、再開1回目より2回目の方がやや調子がいい。やはり少しは持久力が上がっているのだろう。

少し早めのお昼をすませると車で街中に向かう。行き先は南区地域福祉センター。今日は詰将棋解答選手権の初級戦・一般戦が開催される日である。広島会場の責任者として動くのも今年が3年目になる。一昨年は何もかもが初めてでうまくいくか心配で仕方がなかったが、広島将棋センターに参加者集めと会場予約をしてもらい、広島ご出身で今は四国に住むSさんに当日の試験監督や採点を手伝ってもらうというスタイルが確立した今では、ずいぶん気楽に臨めるようになった。

Tsumeshogi.jpg会場に到着し、部屋のセッティングをしているとSさんが到着。その後ポツポツと参加者が現れ始める。当初の予定では14人が参加することになっていたが、お二人がとうとういらっしゃらず、その代わり一般戦のみの参加ということになっていた方が初級戦にも出られることになり、最終的に13名で行うことになった。初級戦は1手詰から5手詰までの6問を40分で解く。去年より解答時間は短縮されたが、各問題に手数が明示されており、難易度はかなり低く設定されていたようだ。最初の退室者が出たのは開始5分後(ただしこの方はミスがあって満点を逃した)。その後もバラバラと退室者が続き、32分で全員が解答を終えて退室した。採点の結果、全題正解者は7名。第3問と第6問でミスをされた方が多かったようだ。その場で全題正解認定証に名前を入れ、お一人ずつ名前を読み上げて手渡した。

しばらく休憩を挟み、3時過ぎから一般戦。今度は5手詰から15手詰までの6問を60分で解く。参加予定だった12名のうち3人が欠場してしまったが、運営にあたっていろいろ協力してくれた将棋センターのTさんが急遽参加してくれることになり、10名で行うことになった。今度は手数表示もなく、問題もちょっと手強いものがあるから、そう簡単には席を立つ人はいない。どうなるかなと思ったら、開始28分でついに最初の退室者が出る。これがまだ小学生のT君。提出された解答用紙を採点したら、お見事、全題正解だった。その後、開始42分、43分にNさん、Tさんが続けて解答を提出されて退室。これもお二人とも満点だった。その後もうお二人が途中退室されたが、残念ながら誤答があって満点ならず。最初に抜けた3人がそのまま入賞するという形になった。

表彰式なども4時半頃までにすべて終わり、今年も詰将棋解答選手権は無事終了した。あとは採点答案のコピーをとって本部に送れば、地域責任者としての仕事は一段落だ。特に大きな問題も起きずに終えられたのはよかったが、去年と比べて参加者が減ってしまったのはやや残念。来年も自分が地域責任者を務める場合は、今年より参加者が増えるような手立てを考えたいと思う。

講義初日

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今日からは今年度の講義も始まり、本格的に新学期もスタートした。開始時間きっかりに教室に向かい、マイクを胸元につけて「はい、えー」と声をあげると、ざわざわしていたのがさっと静まる。この反応のよさは今の時期ならではだ。講義中も最前列の学生が質問してきたりして元気がいい。これがずっと続けばいいのだが、残念ながら活気があるのは5月の連休くらいまでだろう。講義終了後は4年生と卒業研究の進め方などについて打ち合わせ。しばらくは就職活動があるようなので、その合間を縫ってセミナーをするということになる。

帰宅後、明日の詰将棋解答選手権の準備。問題用紙・解答用紙・表彰状など一通り必要なものを印刷し、クリアファイルに入れてまとめる。一昨年は入賞者に渡す賞品を持って行くのを忘れてしまうという失敗をしてしまったので、今年は入念にチェック。まあこれで大丈夫だろう。結局参加者は去年より少なくなってしまいそうだが、まああの震災から間もないこの時期に、こうした催しを開けるだけでもよしとしなければならないと思う。

タヌキ?

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午前中は会議。お昼過ぎまでかかり、終わってすぐに食堂へ向かったが、新入生がちょうど押し寄せてきたところですでに大変な混雑。弁当を販売していたのでそれを買って自室で食べる。この時期は空いているときに行かないと大変だ。

午後は2年生向けのガイダンスに出席する。学科配属の流れのおさらいや今後の学生生活の注意など一通り説明が終わった後、学生を一人一人呼び出して前学期までの成績を手渡した。単位があまり取れていない学生には少し詳しく話を聞き、できる範囲でいろいろアドバイスする。学年が上がれば上がるほど忙しくなるので、ここで挽回しておくことが非常に大事ですよ、と口が酸っぱくなるほど言っておいた。

7時頃、帰ろうとして車の方に歩いていたら、駐車場の端で猫らしきものが動いているのが目に入る。ずいぶん太った猫だなあと思った次の瞬間、その動物がこちらを振り返り、小走りに逃げ出した。すでにあたりは暗くなっていてはっきりとは分からなかったが、まるまるとした体躯といい、こちらを見たときの顔つきといい、猫らしくない走り方といい、どうもあれはタヌキだったようなのである。こんなところでタヌキに出くわすとは思わなかったが、だいぶ前に勤務先から徒歩で帰る途中でイノシシに遭遇したこともあるから、タヌキくらいいてもおかしな話ではない。春の訪れとともに、動物たちも本格的に動き出したということだろうか。

新年度に入ってからもしばらくは平穏な日々が続いていたが、今日からはいよいよ仕事が本格的に始まって忙しくなってきた。まず午前中は、2年生のチューターを務める先生たちで集まって明日のガイダンスの準備。チューターというのは高校までの担任の先生みたいなもので、学生の大学生活に何か問題がないか気を配り、いろいろとフォローしてやることになっている。特に、成績表を一人一人チェックして1年生のときに取った単位が十分かどうかを調べ、問題のある学生は個別に面談して履修指導するというのが大事な仕事だ。今日は成績表を一通り見て、それぞれの学生にどういうアドバイスをすればいいかを検討していた。

午後はうちの研究室に配属された4年生と初めて面談する。どの先生の下で卒業研究に従事するかを決めてもらった後、研究室のサーバに彼らのアカウントを登録した。うちの研究室ではこういうコンピュータ周辺の作業は常に私の仕事なので、毎年この研究室配属の日はちょっと大変だ。各端末の環境整備やメールの転送設定を一通り行い、長かった一日がようやく終わった。明日も会議やらガイダンスやらで忙しくなりそうだ。

そういえば昨夜、風呂に入りながら今年度の予定をあれこれ考えていたら、次から次にしなければいけないことが思い浮かんできて、本当にこれを乗り切れるのか心配になってきてしまった。講義や会議、学生のためのセミナーといった本務と、何度かあるであろう出張、そしてプライベートな活動。これらをジグソーパズルのようにうまくはめ込んでいかなければならないのだが、今年度はピースの数が多くて解を見つけるのがかなり難しい。私はどうも要領が悪いので、いろいろな仕事が同時進行で降ってくるとうまくやりくりできなくなってしまうのである。夏が終わるころまでは気が抜けそうにない。



初期のごくやさしい作。このあとの153番に同じ筋が登場する。

お指しください

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NHK杯将棋トーナメントの過去の名勝負を集めた「もう一度見たい! 伝説の名勝負」をパラパラと眺めていたら、かつて棋譜の読み上げを務めていた蛸島彰子五段によるコラムが目にとまった。当時のエピソードがいろいろ書かれているのだが、大山十五世名人は番組が早く終わり過ぎないように簡単に詰む局面なのになかなか詰ましに行かなかったとか、照明で将棋盤のワックスがとけて駒が盤にくっついてしまったとか、面白い話がたくさん出ている。

中でも面白かったのは秒読みに関する話。「始めのころは、『20秒、25秒、6、7、8、お指しください』と言っていたのですが、指してくださらない先生が何人かいらっしゃいました。」小学生のころにNHK杯戦を見たことはあると思うが、私が見ていたころよりもっと前の時代のことかもしれない。某棋士はその常習犯だったが、時間はシビアに計測して切れたら負けとすると明確に規定されてからは、ちゃんと時間内に指すようになったとか。今の感覚からすると何ともおおらかな話である。

チェスの世界では、いくら時代を過去にさかのぼっても、持ち時間が切れたのに黙認されるなどという事例があったとはちょっと考えにくい。現行のルールにしても、例えばタイトル戦などで封じ手をするわけでもないのに食事休憩が入るというのは、チェス界からすればかなり不公平に見えるのではないかと思う。これもまた文化の違い、ということになるだろうか。

ジョギング日和

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日曜日だからゆっくり寝ていたかったのだが、朝早くから街宣車のスピーカーから聞こえてくる声でたたき起こされた。もちろん来週の選挙の候補者が名前を連呼しているのである。とりあえず、そのとき聞こえてきた候補者には票を入れるまいと心に決めた。

天気がよかったので、午後は久しぶりにジョギングに出かけた。寒くて空模様も怪しかった先週とは打って変わり、うらうらとしたジョギング日和だ。マンションの駐車場の入口に植わっている桜も二分咲きから三分咲きというところまで来ている。ところがジョギングコースのある近くの公園に行ってみると、数十本はある桜のうち、開花しているのはほんの数本で、それも一輪か二輪がかろうじて膨らみ始めているという程度だった。このへんの桜が咲き始めるのは明後日くらいだろうか。どうもあの駐車場脇の桜は生育環境がいいか、あるいはよほどの優等生なのだろう。

ジョギングの方は30分かけて5キロを走った。たっぷり汗をかいたので、帰宅するとすぐ風呂に入ってさっぱりする。久しぶりで足にはかなり負担がかかったようで、今でもももやふくらはぎのあたりには疲労感が残っている。明日か、もしかしたら明後日は、きっと筋肉痛に悩まされるに違いない。

夕方から車で街中に出かける。いつの間にか、マンション前の桜はいくつもつぼみがほころび始めていた。この分だと来週の週末はもう満開になっているかもしれない。

街中に出たのは、買い物の他に広島将棋センターに立ち寄るため。詰将棋解答選手権が来週に迫り、その打ち合わせをしてきた。もっとも特に相談すべきことがあるわけではなく、参加者のリストを確認したくらい。去年は初級戦に17名、一般戦に13名の参加があったが、今年は若干集まりが悪く、現時点で初級戦12名、一般戦9名しか決まっていない。ただ席主のTさんの話では、明日将棋センターで大会があって人が集まるそうで、そこで声をかけてみればもう少し増えるかもしれないということだった。何とか15名くらいまではもっていきたい。Tさんたちの声かけに期待しよう。

忘れ物の話

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4月に入ったとたん、バカに暖かくなった。

先日も書いたことだが、私は子供のときから忘れ物をすることが多かった。家を出るときに持って行くべきものを置いていったり、旅行先で何かを落としてきたり、電車の網棚の上に荷物を上げたまま降りてしまったり、年中そんなことを繰り返していた。広島に来てから少しましになってきたようにも感じていたが、それでもこの間のように連鎖的に忘れ物をすることがときどきあって、自分の間抜けぶりに愕然とすることがある。

日常的に自分の忘れっぷりを実感するのは、買い物のときだ。あれとあれとあれを買ってこようと思って近くのスーパーに出かける。あれも買った、これも買った......とすべてチェックし、帰宅してみて必ず何か一つ買い忘れてきたことに気づくのである。それを買うためだけにもう一度出かけるのは癪だから、次回の買い出しにはきっと買うと心に決める。そこまで思い詰めればさすがに忘れないのだが、そのときにはまた何か別のものを買い忘れてくるわけだ。メモでもすればいいのだろうけど、それも勝負に敗れたような気分になるので気が進まないのである。かくして買い忘れの連鎖は続いていく。

その一方で、ときどき前に買ったことを忘れて同じものを買ってきてしまうという失敗も多い。ふと陳列棚の商品が目にとまり、これ補充しておいた方がいいな、と買い物かごに放り込むという行為を、数週間後にもう一度してしまうのである。先日、ハンドソープの詰め替えボトルを買って帰宅したら、全く同じものがすでに洗面所に置いてあった。「約450回分使えます」と書いてあるボトルが2本もあるのである。毎日そこで2回手を洗ったとしても、使い切るのに1年以上はかかることになるわけだ。さらに困るのは食材や調味料の類で、こういうものがダブると2つ目の使用開始時はすでに賞味期限ギリギリということも少なくない。つくづく、自分にあきれるばかりである。

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