極楽寺山に登る

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Gokurakuji2.jpgGokurakuji1.jpg昨夜から降り続いていた雨が予報通り朝方にはあがったので、予定通りI先生と極楽寺山に登ることにする。この山は山頂まで車道が整備されているのだが、敢えて自分の足だけで行こうというわけだ。海に近い廿日市市役所で正午に待ち合わせ。ここから街中を歩いて北上し、12時50分頃に極楽寺山の登山口にたどり着く。朝まで降っていた雨のせいで山道の土はじんわりと湿っていたが、幸いそれほど歩きにくくはない。道の脇にはところどころで山ツツジが咲き乱れていて、景色が開けないうちも退屈することがなかった。30分ほど登ったところで山陽自動車道の上にかかる歩道橋があり、そこからまた急坂が始まる。雲が切れて日が差してくるとたちまち暑くなり、持ってきたタオルで汗を拭きつつ、腕まくりして登り続けた。

GokurakujiPanorama.jpg


Gokurakuji4.jpgGokurakuji3.jpg山頂の極楽寺に到着したのはちょうど2時半頃だった。車で来たのだろう、境内には家族連れもちらほら見える。展望台からは廿日市とその周辺の街並みが、その向こうに広がる瀬戸内海の景色とともに一望の下に見渡せた。本堂でお参りしたあと、寺を抜けて北側にある展望広場へ。実はこちらが極楽寺山の本当の山頂で、標高は693メートルある。ただこちらは展望広場といっても、山の北側に広がる山が木々の間からほんの少し見えるだけだった。

Gokurakuji5.jpg登山というと山頂からの絶景がメインディッシュであることが多いが、今回の山歩きでは登ったあとがよかった。まず、山頂から少し降りたところにある蛇の池という池である。蓮や落ち葉が浮かぶ水面には周囲の木々が映り、その下ではコイ・フナ・カメが悠然と泳いでいる。こういう構図を見ると私はいつもエッシャーの「3つの世界」を思い出すが、今日見た風景はエッシャーの絵がほとんどそのまま再現されていたといっていい。あたりは静かで、ときおりコイが跳ねる水音と、遠くで鳴くウグイスのさえずり以外は何も聞こえなかった。

Gokurakuji6.jpg蛇の池からもう少し歩いていったところには「さくらの里」と呼ばれている広場があり、ここがまたなかなかよかった。決して広くはなく、植わっている桜も多くはないのだが、ソメイヨシノの白とヤマザクラのピンクが、地表の青い草の上で散らばっているタンポポの黄色といいコントラストをなしていて大変美しいのである。さすがに4月下旬ともなればすっかり散ってしまっているだろうと思っていたので、これは得をした気分だった。やはり山の上では春が遅い。

山歩きと景色を堪能し、気持ちよく疲れたところでアルカディア・ビレッジに到着。ここは公共施設で、安価で温泉に入れるのである。ここで湯に浸かって暖まったあと、麓まで降りる送迎バスで市役所まで戻る。バスを降りたのは5時半頃だった。

当初の予定では、それから鈴が峰の墓園に回り、去年秋に亡くなった同僚の墓参りをするつもりだった。実際そうしようと近くのスーパーで菊を買い、6時過ぎに墓園に着いたのだ。ところが花を立てて線香を供えようとしたところで、どうも変なことに気づいた。実は墓はできていたものの、まだ納骨されていなかったのだ。ご遺族は今月中頃に納骨すると話されていたそうだが、何か事情があって延びたのだろう。本人が中に入ってからまた来ようということになった。

夕飯をすませて7時半頃帰宅。

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このページは、natsuoが2011年4月23日 23:59に書いたブログ記事です。

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