2011年6月アーカイブ

自室で居眠り

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朝から会議があったので、眠い目をこすりつつ、いつもより早めに家を出る。幸いそれほど時間がかからずに会議は終わり、その後はオープンキャンパス関連の仕事。お昼を挟み、午後は1時から4年生のセミナー。本当は一昨日にもやるはずだったのに学生が日程を勘違いして流れていたので、その遅れを取り戻そうと今日は少し長めにやる。4時頃に終了し、自室に戻るとまたオープンキャンパスの準備作業。本番は8月だが、パンフレットの原稿締切の関係で、今週から来週に仕事の山がある。自分も大変だが、ワーキンググループのまとめ役をしている先生はもっと大変そうだ。来年は自分がその役をやらなければいけない可能性が少しあるので、今から心配になっている。

ふと気がついたら、自室で居眠りしてしまっていた。パンフレットの原稿をにらんでいるうちに眠くなり、1時間近くもウトウトしてしまっていたのだ。眠気がとれないときに10分くらい仮眠するということはよくあるが、これだけ寝てしまうとかえって眠気が増して仕事にならなくなってしまう。早起きした日に椅子の背を倒して休むのはやめた方がいい。

明日の講義の準備を簡単にすませてから帰宅。

あの地震が起こる少し前、世間を騒がせていたのは入試のカンニング騒ぎだった。匿名掲示板に投稿して解答を聞くという手口こそ物珍しかったが、カンニングという行為自体は、試験というシステムには昔からついて回る話である。試験のカンニングほど歴史は古くはないが、チェスの対局においてこっそりコンピュータに調べさせていたことがバレたという話も、コンピュータが世界チャンピオンより強くなってしまった今となっては、そんなに珍しい話でもなくなった。しかしチェスを指す人間ではなく、コンピュータの方がずるをしていたことが明らかになったらしい。より正確には、そのプログラムを書いた人間に問題があったということだ。

Chessvibesの記事によると、世界的に有名なチェスプログラムであるRybkaが、実は既存のチェスエンジン、CraftyとFruitのコードを剽窃して作られたものであったことが明らかになったという。Rybkaの「生みの親」であるVasik Rajlichはコンピュータチェスの団体であるICGAを追放されるほか、Rybkaがこれまでに獲得したコンピュータチェス世界選手権4回優勝という栄誉も、すべて剥奪されるということだ。詳しいことはリンク先にあるが、これはコンピュータチェスの歴史における一大スキャンダルである。何しろRybkaといえば、誰もが認めるコンピュータチェス界最強のプログラムだったのだ。記事の最後にもあるが、ベン・ジョンソンのドーピング事件を思わせるインパクトである。

私自身Rybkaを持っているのだが、このような事態が起きるとは思いもよらなかった。いくら強いといっても、人が書いたコードを利用してできたプログラムで、棋譜の検討をする気にはちょっとなれない。まあもうあまり使うことはなさそうだ。

イタリア土産

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オープンキャンパス関連の仕事が増えてきて、お昼過ぎまではずっとその関係の仕事に追われていた。来週の前半までは空いた時間のほとんどを割くことになるだろう。3時を回ってから、少々慌て気味に勤務先を出て非常勤講師をしにH大へ向かう。講義の冒頭で2週間前に実施した中間試験を返却。簡単に解説をしてから、間違えた問題をレポートとして来週提出するよう言っておく。解答用紙に折紙を見たいと書いていた人がいたので、手持ちの容器に入る小さいものをいくつか選んで持って行ったが、講義後に見に来た人はいなかった。レポート課題が気になって、折紙などどうでもよくなったのかもしれない。

終了後、いつものようにT君と合流して夕飯。彼は先週イタリアのコルトーナで行われた研究集会に行っていた。現地での様子を聞かせてもらったが、会場がPalazzone di Cortonaというところで、壁という壁に絵画が描かれている部屋で講演が行われたとのこと。さすがイタリアだ。写真も見せてもらったが、何となく徳島の美術館で指された王将戦第1局の対局風景を思い出した。彼からは、お土産としてボロネーゼソースの瓶とリングイネをいただく。お土産はやはりこういう「使える」ものが一番だ。今度早速お昼にいただくことにしよう。



初期の作品。Kubbelは後に、出だしを創り直すことで改作している。次の148番参照。

PLAY BACH

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昨日、ぶらっとタワレコに立ち寄った。何か探していたわけではなく、ただ面白いものがあるかなというくらいの気分である。狭いクラシックの棚を一通りさっと見回ったが、それほど気になるものは見つからなかった。あきらめて出ようとして、隣にあるジャズの棚もついでに目をやっていたら、JACQUES LOUSSIERの文字が見えた。ジャック・ルーシェとは懐かしい。実家でCDプレイヤーを買ってまだ間もないころ、親が買ってきたPLAY BACHのCDを私もときおり聴いていた。バッハをこんなふうにアレンジして、そしてそれがまたこうも魅力的なサウンドになるということは、まだ中学生くらいだった当時の私にとってはちょっとしたカルチャーショックだった。そのとき何度も聴いたそのCDは実家に置いてきてしまい、もう長らく聴いていない。とりあえず、 そこに並んでいたベストアルバムを1枚購入した。

帰宅して早速CDをかけてみると、昔聴いたあのサウンドがまた流れてきた。久しぶりに聴くとなかなかいいものだ。ただ、かつて聴いたものとは録音が違うようだった。やはり、昔聴いたAndré ArpinoとVincent Charbonierの二人と組んでいる演奏が、自分には一番合うようだ。また今度探してみよう。

汚れた車

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今週はずっと出張していて少々疲れたので、今日はだいたい家でゆっくりしていた。午後は詰パラの原稿を書いたり、折紙を少し折ったり。

夕方から買い物に出かけようと車を出したら、車体にべっとりとトリの糞がついていた。立体駐車場の中だったから、やられたのは先週だろう。暗かったからか、今日まで全く気がつかなかった。早速ガソリンスタンドに立ち寄って洗車。それにしても、車にトリの糞を落とされることが多すぎるように思う。一昨年もこの時期、何度となく汚されて閉口したのだった。トリに恨まれるようなことでもしたのだろうか。鶏肉を人よりたくさん食べているつもりはない。

1週間ぶりの通常勤務。たまっている仕事をこれからどんどん片づけていかなければならない。今日は午後に講義をした後、先週に引き続き学生に中間試験の点数を告知するという作業があった。先週と今日で、受け持っている学生の9割くらいと面談したことになる。点数を伝えても大半はあっけらかんとしているが、中にはショックのあまり愕然とした表情で立ちつくしてしまう人もいる。全然危機感がないのも問題だが、たかが一科目の中間試験、必要以上に深刻にとらえることもないだろうと思う。

絶え間なくしゃべっていたせいか、ようやく学生の列が途絶えて自分の仕事を再開したころ、急にしゃっくりが出始めた。しゃっくりが止まらなくなるというのは子供のときによく経験したが、最近はあまり悩まされた記憶がない。しゃっくりを止める方法として以前私が採用していたのが、「ひとつまみの砂糖を飲み込む」というものだった。それでだいたいは何とかなったのである。しかし、今日は手近なところに砂糖はなかった。きっと他にも何か方法があるに違いないとネットで検索してみると、「水を一気にたくさん飲む」とか「お腹を前に出してストレッチする」とか、いろいろ紹介されている。「砂糖を飲み込む」も実践している人がいた。どれもそれなりに効果があるようだ。

しかしそこで気づいた。もうしゃっくりは出なくなっていたのである。「しゃっくりの止め方を検索する」というのも、もしかしたら効果があるのかもしれない。

研究集会4日目。昨日の今日でみんな疲れているのではないかと思ったが、むしろ講演中の質問は前日までより活発に出ていたような気がする。講演は午前が2つ、午後が3つだったが、午後の2つ目が終わったところで失礼させてもらった。同じタイミングで会場を出たN君と百万遍からバスに乗る。途中でどんどん観光客が乗ってきて満員になり、暑くて仕方がなかった。東京方面に戻るN君とは京都駅で別れ、下りの新幹線に乗車。

今回のカンファレンス、充実はしていたが、さすがに疲れた。だが明日は仕事が山積みなので、気を緩めるわけにはいかない。何とかもう一日頑張ろう。

研究集会3日目。今日は今回のカンファレンスのメインとなる日である。まず午前中に参加者が研究所の入口に並び、全員で記念撮影。お昼を挟み、午後はM先生と長い間研究をともにしてきたKo先生、そしてM先生ご本人の講演が組まれていた。今日になって到着した参加者も多く、M先生の講演が始まるときには座席はほぼ満席。数えてはいないが、150人近くいたのではないだろうか。M先生の業績を考えればそれも当然のことであろう。

終了後、K大の時計台記念館にあるホールで立食形式のパーティーが催された。M先生の業績が改めてスライドで紹介された後、S先生の音頭で乾杯する。M先生とゆかりのある方々のスピーチがいくつかあり、それからM先生のこれまでの写真を紹介するスライドショー。3年前にK先生の還暦記念パーティーをしたときは、スタッフとしてこのスライドショーを担当したのだった。あのときは準備した通りにうまくいくか気が気でなかったが、今日は見ていればいいからだいぶ気楽である。次いでまたスピーチが何人か続いた後、M先生への花束贈呈、M先生の言葉、そしてまた全員での記念撮影となった。全部終わって会場を後にしたのは8時半頃だっただろうか。T君と河原町三条のタリーズで一服した後、ホテルに戻った。明日は広島に帰る予定。

研究集会二日目

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研究集会2日目。今日は昨日より講演が始まる時間が30分早かったので、遅れないよう気をつけてホテルを出た。講演は午前が2つ、午後が3つ。昨日と合わせて9つの講演がすんだことになるが、プロジェクタを使ったのはそのうち1つだけで、残りはすべて黒板発表だった。黒板にさらさらと書いていくスタイルは、やはり数学講演の本流である。

ただ一口に黒板発表といっても、字の大きさや筆跡、書くスピードなどは人によってさまざまだ。もちろん一人一人が違うのは当たり前なのだが、例えばある文化圏においてはこの単語ないし記号をこう略記することが当たり前になっているのに、その外にいる人にはあまりなじみがないということがしばしば起こり、これがなかなか厄介なのである。講演者が当然のように書いたある文字が何を表しているのかがとっさに分からず、前後の文脈などからああそうかと気づいたときには、もう話は少し先に進んでしまっていたりする。ほんの数秒のことなのだが、これが重なるとたちまち取り残されてしまうのである。特に、字が小さくてスピードの速い人の講演だと、ノートをちゃんととることはかなり難しい。実際、今日はそのために途中でノートをあきらめた講演もあった。まだまだ修練が足りないようである。

研究集会初日

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今日も空は雨模様。9時頃にホテルを出てバスでK大へ向かう。今回の研究集会は、M先生の還暦を祝う記念のカンファレンスであり、国内外の代数幾何学の研究者が数多く集まった。会場の教室は、あの人も来ている、この人もいるといった感じで、講演者もビッグネームばかり。採点ばかりしていた先週と比べると、何だか別の世界に来たようだ。

今日は午前に2つ、午後に2つの講演があった。終了後、数名で夕飯を食べようと街中に出る。四条河原町でバスを降りて木屋町の通りを歩き始めたが、入る店が決まらないまま三条まで歩いてきてしまう。結局、河原町三条から数ブロック西側にある店に行ったが、事前に調べずに入ったにしてはまあまあ満足できる店だった。9時過ぎに散会。

京都に移動

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明日から始まるカンファレンスに出席するため、3時過ぎに家を出て京都に向かった。外は雨が降ったりやんだりで、いかにも梅雨らしい天候。広島始発の新幹線に乗れたので自由席車両も最初は空いていたが、岡山あたりでほぼ満席になった。車内ではドストエフスキー「悪霊」(江川卓訳・新潮文庫)を読み始める。最近は読書にあてる時間もあまりないので、こうした移動の時間は貴重だ。しかしまだ上巻をほんの100ページくらい読み進めた程度。先は長い。

夕方、ホテルに立ち寄る前に、ピアノサークルの同期で今は京都市内に住むHさんの家にお邪魔させてもらう。古い住宅を改築して昨年末に引っ越したばかりということだったが、趣のある引き戸といい年季の入った梁といい、さすが京都と思わせる造りに感心することしきりだった。彼女の披露宴で友人代表としてスピーチをしたのはもう8年くらい前だと思うが、ご主人とお会いしたのはおそらくそのとき以来。お互いの近況や、それぞれの職場での苦労話などで盛り上がりながら、ありがたく夕飯をご馳走になる。ホテルまで送ってもらい、10時頃お別れした。

解答チェック

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今日は同僚のI先生と山登りに行こうという話になっていたが、数日前にI先生から、腰の調子が悪いので延期したいという連絡があり、予定はキャンセル。これからは暑くなるので、山歩きはしばらくお預けになるかもしれない。

身体が空いたので、今日は床屋に行ってさっぱりしてから、夕方まで詰パラの原稿に関する作業をしていた。来月頭までには書かなければいけないが、明日から出張のうえ月末まで忙しい日が続きそうで、実はもうあまり時間が残っていない。今日はとりあえず、先日届いた解答束の答え合わせをしていた。解答総数は30通で、普段からすればやや少なめか。まあ手数が長い作品が多かったから、こんなものかもしれない。作品もそれほど簡単というわけではなかったようで、猛者と言われる人が思わぬところで何人も転倒していたりしてちょっとびっくりした。

それにしても、人によって解答を何に書いてくるかがずいぶん違うのが面白い。罫線をきれいに引いてくる人もいれば、チラシの余白に殴り書きをしてくる人もいる。こんなところにも個性が出る。

明日からは京都に出張の予定。

点数通知

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今日は講義の後、学生に中間試験の点数を告知するという行事があった。自分は自室で待機しており、学生に一人ずつ入室してもらう。それで「君は**点でした。うーん、これはちょっと期末試験頑張らないといけないね。挽回は可能だよ、可能だけどね、簡単ではない。でもここで頑張るかどうかは大事だよ」などともっともらしくコメントするのである。そして学生が帰ると入れ替わって次の学生が入ってくる。これの繰り返しである。健康診断で問診を担当している医師の気分だ。

その後はオープンキャンパスの準備作業をしていて、やや帰宅が遅くなった。何だか今週は、試験にまつわる仕事ばかりしていたような気がする。来週は出張で京都に数日間滞在するが、頭を切り換えて高度なカンファレンスの内容についていけるのか、あまり自信がない。

採点終了

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一昨日の試験は、何とか今日までにだいたい採点を終えた。やはり去年よりは難しかったようだが、ほとんどの問題ができている人もいるので、差がついたという意味ではこれくらいの難易度でよかったのかもしれない。自分としては、サービスのつもりで入れた問題のできがひどく悪かったのが意外だった。

例年、答案には講義の感想などを自由に書いてもらっているが、今年はやはり試験が難しいとか演習の時間が足りないといった意見が多かった。毎年改善を求められることではあるが、時間が足りないのはいかんともしがたい。講義以外では、例によってマジックを見せてほしいという希望もあったが、今年はそれに加えて折紙の実物を見せてほしいというコメントがずいぶんあった。去年の夏に折紙のギャラリーページを置いたせいかもしれない。作品を持って行ってもいいのだが、以前も書いたようにどう持ち運ぶかが問題だ。実際のところ、世界の折紙作家の方々はどのようにしているのだろうか。一度教えていただきたいものである。

シャッター音

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今日の午前中の仕事は、この日行われた解析学の中間試験で試験監督をすることだった。大きな教室で行うため監督の補助をしてほしいと、担当の先生から頼まれていたのである。行ってみるともう学生がかなり集まってきていて、高い天井にがやがや言う声が響いていた。主担当の先生から諸注意があった後、手分けして答案用紙と問題用紙を配る。特に大きな混乱もなく試験は始まった。

しばらくはぐるぐると行ったり来たりしながら様子を見ていたが、特に問題もなさそうだった。学生が座る座席はすべて指定されていて、後ろの何列かは空席だったので、教室の一番後ろの座席に腰を下ろす。そこから試験を受ける学生の後ろ姿を見ていたら、携帯電話がふいに震えた。メールが来たのかなといじっているうち、なぜかちょっと動作がおかしくなってしまう。こういうときはあれこれやってみるより、いったん電源を切って入れ直すのが早い。そう思って、電源オフの操作をしたはずだった。しかし次の瞬間、違うことが起きた。
「パシャ!」
携帯電話が写真を撮影するときに出すシャッター音が、突然鳴り響いたのである。びっくりして持っていた携帯電話を取り落としそうになってしまった。ちょっとこれはまずい失態である。ただの定期試験とはいえ、試験を監督している側が携帯電話の音を鳴らしたら示しがつかないではないか。幸い何の混乱も起きなかったが、もちろんそれから先はずっとさわらないでいた。

あとで分かったが、電源を切るにはスリープボタンを押し続けなければいけないのに、どうもうっかり指が離れてしまったらしい。運の悪いことに、指をすぐ離してしまうとスクリーンショットの撮影をする仕様だったのだ。今の機種を買って8ヶ月以上経つが、今までスクリーンショットを撮ったことがなかったので全く知らなかった。今度から気をつけよう。

本務の勤務先で線形代数学の中間試験の採点がようやく終わったところだが、今日はH大で微積の中間試験。問題をどうするか迷い続け、印刷したのはお昼を過ぎてからだった。普段以上に遅れることが許されないので、いつもよりやや早めに出発する。途中、対向車線に事故でひっくり返った車があり、そちら側は少し渋滞しているようだった。そういえば、先週末に出かけたときも事故らしき現場に2箇所で遭遇したばかり。このところ事故に出くわすことがなぜか多い。

解答用紙の配付にややもたついたため、試験開始は予定より数分遅れた。その分終了時間も遅らせ、6時頃に答案を回収する。集めた答案をざっと見てみたが、ちょっと今回は難し過ぎたかもしれない。ここ数年は意図していたよりずっと平均点が高くなってしまい、できる人とできない人との差がつかなくて困るということが続いていた。今年はそうならないようにしたつもりだったのだが、今度はハンドルを反対に切りすぎたようだ。どうもこういうのは調節が難しい。

自転車操業

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先週できた口内炎は、医者からもらった抗生物質と塗り薬が効いたか、今日までにはほとんどよくなった。抗生物質はあらかた飲んでしまったが、塗り薬はまだたくさん余っているので、次に同じ症状が出たときには使えるかもしれない。

今日も予定がいろいろ詰まっていた。午前中は先々週行った線形代数学の中間試験の答案受け渡し。担当教員がそれぞれ採点を終えた答案を持ち寄り、採点基準の報告をする。これが終わって部屋に戻ったとき、まだ1時から行う講義で出題するつもりのレポート課題がまだ準備できていなかった。食堂でゆっくり食べている時間はなさそうだったので、弁当を買ってくる。口をもぐもぐ言わせながら課題をTeX打ちし、さらに講義で紹介する予定の計算をチェックして、10分前にやっと諸々の準備が終わった。自転車操業である。

講義が終わった後は、明日H大で行う微積の中間試験の問題作りと、オープンキャンパスのパンフレットに載せる原稿作り。今週も忙しくなりそうだ。



84番210番も参照されたい。なおKubbel自身が、本作とRinckによる以前の作品との関連を指摘している。参考までにRinckの作品も掲げておく。





朝方、出勤前に医者のところに行って口の中を見てもらう。口内炎は元々よくできる方で、いつもなら勝手に治るまで放っておくのだが、昨日は何だかいつもと違う痛みのような気がしたのだ。だが結局は口内炎ですねということで、抗生物質と塗り薬をもらってきた。このところまた睡眠不足が続いていたので、その影響が出たのかもしれない。

今日は午後に線形代数学の講義があり、夕方からは所属する委員会の会議があった。講義の方は珍しく終わったあとの質問が多く、休み時間の間ずっと拘束される。講義の冒頭で、中間試験の結果があまりよくないと言ったから、学生も少し危機感を持ったのかもしれない。

今週も疲れた。土日はゆっくりしよう。

できもの

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午前中に4年生のセミナー。お昼をすませ、午後は4年生にLaTeXの使い方を簡単に教える。それからは自室に戻ってオープンキャンパスのパンフレットの原稿作り。当日のタイムテーブルや研究室紹介などのページを、今月から来月にかけて空いた時間に作成していかなければいけない。4時過ぎまでその作業をした後、講堂で行われた学内説明会なるものに出席する。法人化されて1年余り経ち、いろいろ変わったルールの説明が主な内容。今日は誕生日だが、特に何か変わったことが起きるわけでもなく、こうして一日が終わった。

いや、変わったことがちょっとあったのだった。学内説明会が終わって部屋に戻ろうとするとき、口の中がどうも痛くなってきたのである。歯の痛みかと思ったが、どうもそうではない。部屋に戻り、鏡の前で口を開けてみると、左頬の内側あたりにできもののようなものがあって、それが腫れているのだった。そういえば数日前から何となくそのへんに違和感はあったのだが、放っておけば治るだろうとあまり気にしていなかったのだ。もらってもあまりうれしくないプレゼントである。

名人戦第六局

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帰宅すると、詰パラ編集部より郵便物が届いていた。先月号に掲載された詰四会作品展の解答束である。これをチェックして、来月の頭までに原稿を書かなくてはならない。詰パラの担当をするのは実は今回が初めてなのだが、今月も相当忙しくなりそうなので、ちゃんと期限までにできるのか少々心配ではある。

それはともかく、今日は何より将棋名人戦第6局の結果が気になっていた。夕方の段階では後手の森内九段の攻めが厳しそうに見えて、さすがに羽生名人も苦しいかなと思っていたのだが、見てみると形勢はかなり混沌としている。観戦しているうちにいつの間にか先手玉は寄らない形になってしまい、その後数手で森内九段が投了した。これで両者3勝3敗。やはり七番勝負は最終局までもつれ込むのが一番面白い。第7局は再来週だが、おそらくその週は出張先の京都にいるはず。どうなるか楽しみだ。

小耳にはさんで

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先週実施した試験の採点は、自分が担当する2問のうち1問が昨日までに終わり、今日から2問目。こちらの方がチェックポイントが少なく、快調に進む。今日は時間切れになってしまったが、多分明日には終えられるだろう。

3時頃に勤務先を出てH大へ。来週に中間試験をするつもりなので、今日は問題演習とその解説にあてた。終了後、解説の内容についていくつか質問を受ける。何人か対応した後に二人の学生さんが来る。
「はい、何?」
「先生、折紙するって聞いたんですけど......」
「えっ......どこで聞いたの?」
「小耳にはさんで」
するとそのやりとりを聞いていた別の人が、「僕はマジックするって聞いたけど」。やっぱり、今年も情報は伝達されてしまっているのだった。

斉次多項式

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先週から大学院の講義を一つ受け持っている。受講しているのは数学を専門としている学生さんではないので、あくまで代数幾何学の入口のお話を軽く紹介するという感じ。今日は斉次多項式を定義したのだが、書いてから「これは『せいじ』ですよ、絶対『さいじ』じゃないですよ」と強調せずにはいられなかった。せっかくなので、「書斎」と「一斉」とも書いてこれが違う字であること、自分は「斎藤」であって「斉藤」ではないことも説明したつもりだが、さてどこまで伝わったことか。

代数幾何学の進展に多大な貢献をされたR先生は、イギリス人でありながら日本語が大変達者な方だ。だいぶ前のことになるが、まだ私が学生だったとき、来日されたR先生が日本語で講演されたことがあった。自由な形式のセミナーだったのでお話は1時間半か2時間は続いたが、日本語は総じて滑らかだったように思う。ただ、R先生は何度も言われたのである。
「コレハ、さいじたこうしきニナル!」
講演中はそのことが気になって仕方がなかったが、さすがに無名の一学生が大御所の先生に漢字の読み方がどうのなどと言えるはずもなかった。今となっては、そのときR先生が話されていた講演の内容はほとんど忘れてしまい、思い浮かぶのは「さいじたこうしきニナル!」というフレーズばかりなのである。

午前中は将棋番組を見る。今日は永瀬四段対佐藤九段戦。勢いのある新鋭が佐藤九段にどこまで迫れるかと思っていたら、何と中盤にさしかかったあたりで千日手。そしてさらに驚いたことに、指し直し局がまた千日手になってしまった。2局続けて千日手になるというのは、公式戦全体でみてもそんなには起きないことだろう。テレビ棋戦ではきっと初めてに違いない。おまけに、すっかりペースを乱されて集中力が落ちてしまったのか、佐藤九段が負けてしまった。テレビ棋戦だろうが何だろうがお構いなし、相手が乱れるまで何度でも千日手にするというのは、なかなか度胸のある戦略である。

昨日に続き、今日も掃除と採点にあてる。埃を掃除機で吸いながら、積み上がっているあれこれを一つずつ片づけていくのだが、こういうときに困るのは、すっかり存在を忘れていた思わぬものが見つかることがあることだ。「ああ、これ、こんなところにあったのか......」とつい中身を読み始め、掃除の手が止まってしまうのである。今日見つけたものでは、「数理科学研究科入試解答集」なるものが一番の掘り出し物だった。学部生のころ、大学院入試を受ける同期の仲間と手分けして過去問を解き合い、それをまとめて印刷したものである。LaTeXでタイプセットしたものもあればルーズリーフに手書きのものもあり、筆跡から誰が書いたか見当がつくものもある。今見返してみるとなかなかの力作だ。

夕方からはまた勤務先で採点の続き。一束分を終わらせたころにはすっかり暗くなってしまったので、そこで終わりにした。

掃除と採点

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この土日は掃除をしようと決めていた。この間片づけたはずのところにもう何やらいろいろ積み上がっているし、本棚の前には入りきらなかった本やら楽譜やら、さらには脱ぎ捨てた衣類までもが散乱している。長い間そのままになっていたものは、よく見るとうっすら埃まで付着しているのだからひどい。

掃除というのは不思議なもので、一度始めてしまえば、あれもやってしまおう、これも片づけてしまおうとどんどん手が伸びる。普段からこれを少しずつやっていれば、こうも部屋が散らかることはないはずなのだ。しかし、掃除モードに切り替わっていないときはどうも身体が動かない。あとでまとめて捨てるから、ちょっとここに置いておこう、となる。そのときの「ちょっと」はせいぜい数時間程度をイメージしているのだが、実際にそこに置かれているのはたいてい数ヶ月なのである。

一通りやって居間の方はだいぶ片付いたが、寝室がまだいろいろ物が積み重なっている状態。これは明日続きをやることにした。夕方から車を出して勤務先に行き、昨日回収した答案の採点の続きをする。グールドのゴールドベルクを聴きながらやっていたが、途中で採点基準を変えなくてはいけなくなってそれまで採点した分を最初から見直したりしていたため、結局今日もあまり進められなかった。それにしても時間がかかる。

夕飯を外で食べてから帰宅。

中間試験

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今日は受け持っている線形代数学の中間試験を行った。回収した分厚い答案の束を持ち帰り、一緒に担当している他の先生と落ち合って採点の分担を話し合う。自分は2問分を任されることになり、1問につき3つ、計6つの束を受け取った。自室に戻り、一息ついてから採点を始めたが、証明問題だから見ていくのにどうも時間がかかる。最初の束の半分も行かないうちに外が暗くなってきてしまった。これは相当時間がかかりそうだ。

夕飯を軽くすませ、8時半頃帰宅。実は今日の2時頃から、自宅サーバが落ちてこのブログも見られなくなっていた。電気工事をするとかで停電になるという告知があったことをすっかり忘れていたのである。帰宅してすぐサーバの電源を入れたところ、最初は挙動がおかしかったものの、少しいじっていたら元通りに復旧した。



ルセナ・ポジションを連想させる4.Re4!が主眼手だったが、簡単な余詰が出てつぶれてしまった。まだKubbelが13歳のときの作品だから致し方なかろう。彼が意図していたフィニッシュは、ほどなくしてより洗練した配置で実現された。参考までにその作品も掲げておく。





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