高校生向けセミナー

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今日は高校生向けに講演をすることになっていた。1時からということだったので、少し早めのお昼を家ですませてから出かける。12時半頃に会場となる教室を見に行ったら、すでに数名の高校生が部屋のそばに立っていた。セミナー会場の貼り紙一つなかったものだから、ここでいいものか戸惑っていたらしい。とりあえず部屋で待機しておいてほしいと言っていったん自室に戻り、プレゼン用のPCや配付資料などあれこれを持ってまたセミナー教室へ急いだ。いつもは出入りする建物の裏口が土曜日のため施錠されており、遠回りして正面入口に回らなければいけなかったため、炎天下の中を歩いてたちまち汗をかかされてしまった。

OlympicSeminar.jpg今日参加した高校生は20名ほど。付き添いでいらした教育委員会の方や高校の先生と挨拶をすませ、1時からいよいよセミナー開始。このセミナーは、教育委員会が「数学オリンピックに行くような優秀な高校生を育成しよう」という趣旨で立ち上げた企画の一環である。数学が得意な高校生が集まってくるということだったが、いったいどれくらいのレベルの生徒が来るのか、皆目見当がつかなかった。そこで出だしはかなりやさしい内容をゆっくりしゃべり、徐々に抽象的な内容を入れていって、後半はやや高度になるような構成にしたつもりだった。そうしておいて生徒の反応を見ようと思ったのである。また今回は予算がついたので、参加者全員にルービック・キューブを貸し出して時間中に自由にいじってもらう試みをした。これはなかなかよかったようで、みんなカチャカチャと回しておもしろがっていたようだ。

50分ほどしゃべっては10分ほど休憩という流れで、あみだくじを手がかりに置換群とその性質について約2時間、その応用としての15パズルの不可能性の証明に1時間を使い、最後の1時間でルービック・キューブの群論的構造の探究ということにしたのだが、ちょっとこれは時間的に無理があったようだ。生徒に調べてもらう作業をしている間にたちまち時間が過ぎてしまい、用意していたヤマの部分はほとんどしゃべれなくなってしまった。最後は大急ぎでパラパラとスライドを見せる感じになってしまったが、一番面倒なところなので、あれではあまり伝わらなかったかもしれない。まあ何しろ初めてのことで、手探り状態で準備していたから仕方がなかった面もある。次にこういう役回りを引き受けるときに生かすことにしよう。

それにしても、1時から5時過ぎまで4時間以上立ちっぱなしでしゃべっていたからさすがにくたくたになった。山登りでもしたかのように足がむくんでしまっている。明日はゆっくり休もう。

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このページは、natsuoが2011年8月27日 23:59に書いたブログ記事です。

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