王位戦終了

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集中講義2日目の日程を終えたT君と夕飯をともにし、彼を横川駅まで送る。9時頃帰宅すると、早速将棋王位戦第七局の結果をチェックする。両者3勝3敗で迎えた最終局だったが、羽生二冠が後手番で広瀬王位を破り、王位奪回を果たした。これで羽生新王位は棋聖・王座と合わせて三冠となったほか、これまで獲得した通算タイトルが80期となり、大山十五世名人の持つタイトル記録についに並んだことになる。タイトルを1期獲得するだけでも大変なことなのに、80期とはにわかには信じがたいような数だ。40歳になった羽生三冠だが衰えるような気配はまるでなく、今後もこの数字は増えていくだろう。

こういう記録は一朝一夕にできるものではなく、長い間の積み重ねで初めて達成できるものだ。活躍するのではなく、活躍し続けなければいけないのである。それは一時的にトップになることより何百倍も難しい。羽生さんというとあの七冠達成の大記録がまず思い起こされるが、本当に偉大なのは瞬間的に七大タイトルをすべて取ったことより、20年間タイトルを持ち続けていることだと思う。どんなことでも、長期間にわたって「継続する」ということこそが尊く、また難しい。羽生三冠の活躍を見るたびに感じることである。

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このページは、natsuoが2011年9月13日 23:59に書いたブログ記事です。

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