2012年1月アーカイブ

くたくた

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今日は修論発表会。ずっと面倒を見ていた学生が午後に発表するので、午前中は最後の見直しにつきあっていた。発表自体はまあまあというところ。聴いていたのはほとんどが数学系でない先生方だったので、あまり質問が出なかったのはやむを得ないだろう。

彼の発表が終わると急いで発表会の会場を抜け出し、情報代数の講義をしてくる。期末試験を間近に控えているため、今日は講義後に質問しようとする学生がぞろぞろと列をなし、30分以上教室にとどまらなければいけなかった。

質問を何とか全部さばいてから、また修論発表会の会場へ。ようやくそれが全部終わると、今度は期末試験の問題作成、さらに4年生の卒業研究指導。結局、昨日よりさらに帰りが遅くなってしまった。もうくたくただ。一連の仕事に片がつく来月中旬に早くなってほしい。

月と木星の接近

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やはり今日もすっかり帰宅が遅くなってしまった。発表会を明日に控えた学生の練習につきあっていたのである。直前になると気になることが次から次に出てきてきりがない。まあそれでもそれなりに準備はしたのだから、何とかうまくやってくれるだろう。

練習がやっと終わり、家路につこうと車に向かう。ふと上を見上げると、雲間から月と木星が覗いているのに気づいて足を止めた。というのも、二つの距離がやたらに近かったからである。たまたま、今日は月と木星の距離が近づく日だったらしい。

かつて天体観測が第一の趣味だったころはこうしたささやかな天文現象にも結構詳しかったものだが、今ではすっかり疎くなってしまった。皆既月食が起きることすら、ネットニュースで知る体たらくである。細かいことまでそらんじていて、当日の天候の心配ばかりしていたあのころが懐かしい。

詰四会に行く

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今日は半年に一度の詰四会の日。前回は残念ながら初めて欠席したので、今回はほぼ1年ぶりの参加ということになる。それに、今回はいつも以上に参加しなければいけない理由があった。作品展のお題が、私の結婚祝賀詰だったからである。

いつも通り10時半に宇品港を出る船で松山に渡った。今日の瀬戸内海は快晴。青い空と青い海を区切る点線のように島々が連なる光景は美しかった。松山駅近くの店でお昼をすませ、1時過ぎに松山市民会館へ。集まったのは自分を入れて7名だった。祝賀詰として投稿されてきた作品を一通り見せてもらったが、なかなか気合いの入ったものもあってありがたい限り。会合の場でみんなで検討しながら創っていった作品もあり、久しぶりに詰将棋の世界で楽しませてもらった。

5時に会合は終了し、松山市駅そばの店で簡単な打ち上げ。Sさんの車で松山観光港まで送ってもらい、7時の船で広島に戻った。そのまま真っ直ぐ帰りたかったが、週明けの仕事を少しでも減らすため、いったん勤務先に立ち寄って少し作業をする。10時頃帰宅した。

最近は詰将棋の会合に行っても人の作品を見せてもらうばかりで、全然創作活動をしていない。しかし今回はお祝いまでされてしまい、あまり創らないのもさすがによくないような気がしてきた。ブランクが長すぎてまともな作品が創れるとは到底思えないが、夏の会合までには何かこしらえられないかと考えている。

猿の横断

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どうもこのところ忙しくてゆっくりできないので、先週に引き続きまた温泉に行ってきてしまった。今度は湯来温泉の湯来ロッジというところ。家の裏側の山を越えた先にあり、車で30分くらいの距離だ。この時期は路面が凍結することがあるので心配だったが、幸いここ数日降ったりやんだりだった雪も昨日までにあがり、今日は比較的穏やかな天気。温泉は設備もきれいで、ゆっくりリラックスすることができた。

さらに帰り道にちょっと珍しいことがあった。走り出してしばらくしたところで、何やら動物が道路を横切った。猫のように見えたが、それにしてはどうも手足が長い。スピードを落としながら近づいてみると、何と猿なのである。付近には民家もあったから、庭に進入して何か失敬していたのだろうか。広島に来た1年目に猪に出くわしたことはあったが、野生の猿を目にしたのは今回が初めてかもしれない。やはりこのへんは、一歩分け入れば山の中である。そういえば、黒猫が横切るとラッキーとかアンラッキーという話はよく聞くが、猿が横切るのはどうなのだろう?

いったん帰宅後、車を置いてバスで街中に出た。久しぶりに広島将棋センターへ行き、席主のTさんにお会いして詰将棋解答選手権の広島開催について打ち合わせ。開催日の4月7日は特に予定も入っていないということで、今年も協力していただけることになった。本通りをぶらぶら歩き、平和記念公園近くのスペイン料理屋で夕飯をすませてから帰宅。

王将戦第二局

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全く毎日忙しくてかなわない。この時期は毎年大変だが、今年はいつにもましてやることが降ってくるような気がする。来週が一つの山場になりそうだ。

昨日から今日にかけて行われていた将棋王将戦第2局は、やっぱりタイトル戦の勝負はこうでなくてはと思わせてくれる内容だった。どちらかが優勢になり、そのままの形勢で時間を余して終局、という流れの対局では、見ている方も今ひとつ面白くない。今日の一局は、お互いが持ち時間を使い切って1分将棋となってからも、どちらが勝つのか見当がつかなかった。終盤は、両者が繰り出す一手一手が好手なのか悪手なのか、見ている方も指している方も何が何だかよく分からない。すべてが混沌とした中で、どこへ行くのかもはっきりしないままもがいているような気がしてくる。決着がつく少し前の、あの「どうなるのかまるで分からない」感覚こそ、対局を観戦する醍醐味だろう。佐藤九段は第1局でもびっくりするような手を見せてくれたし、見ていて面白い手を披露してくれる。第3局以降も楽しみだ。



1940年の作品。161番162番を組み合わせている。底本では黒の1手目で分かれる3本の変化が並列に置かれていたが、ここでは棋譜再生の都合上、1本をメインラインとして扱っている。ずっとあとの326番でも似たようなラインが登場するが、そちらではR追いのあとの駒繰りが主眼になっている。同じ構図の作品をこうやって見ていくと、作家がどうやって一つのアイディアを発展させていくのかが分かって面白い。

今日もすっかり帰りが遅くなってしまった。毎年この時期は本当に大変だ。日中、所用があって同僚のHさんの部屋を訪れたら、やることが多すぎてどうにかなってしまいそうだ、と彼も嘆いていた。一つ一つの仕事はそれほど大したことがなくても、それが同時進行で一気にやってくるともうてんてこ舞いである。まああと少しの辛抱だ。

最近は、帰宅して遅い夕飯をすませた後の30分間くらい、折紙を折ることにしている。日曜日に裁断して切り出した紙を使い、今週から少しずつ折り進めていこうという計画。この分だと2週間はかかりそうだが、来月の上旬には何とか完成させたい。

お昼休みにちょっと勤務先を抜け出して郵便局に行ってきた。振り込みを1件すませた後、窓口で余った年賀状を切手に交換してもらう。チェスプロブレムの作家の中にはメールを一切使わないという方もいる。そういう方と作品についてやりとりするときは、今でも手紙が唯一の手段だ。だから80円切手は結構よく使うのである。

それにしても、今年も年賀状の抽籤は1枚も当たらなかった。去年も全部ハズレだったから、2年連続ノーヒットである。昔は、だいたい1枚は当たっているというのが相場だったのだが、どうもこのところ成績が悪い。何かのためにツキをため込んだ、と思いたい。

TagliatelleaiPorcini.jpgこのところすっかりパスタをつくることに入れ込んでしまっている。今日はポルチーニとベーコンのクリームパスタをつくってみた。厚切りのベーコンとニンニクをオリーブオイルで炒め、お湯で戻した乾燥ポルチーニを加えて白ワインを回しかける。さらにポルチーニの戻し汁を加えてしばらく煮詰め、頃合いを見て生クリームを投入。オイルとなじんできたら、ゆでておいたパスタを入れて、最後にパルメザンチーズをたっぷりかけて完成。ポルチーニは今回初めて使ってみたが、くせもなくなかなかおいしかった。クリームソースにもよく合っていたと思う。

今回はクリームと相性がいいだろうということで、パスタにタリアテッレを使ってみた。タリアテッレはきしめんのような平たい形状のパスタである。同じようなものにフェットチーネというのがあるが、イタリアのどこでつくっているかで名称が変わってくるということらしい。広島市内でタリアテッレを売っている店を少なくとも2カ所知っているが、どちらも商品名に「タリアッテレ」と書いてあった。促音の後ろにラ行が来るといかにもイタリア語らしくなるが、日本語にはなじみにくいようである。

今週は帰宅が遅くなる日が多くて疲れたので、今日はリフレッシュのつもりで近場の温泉まで出かけた。宮島口のもう少し先にある宮浜温泉の「べにまんさくの湯」なる施設である。家からは車で30分くらいの距離だ。初めて行ったが、設備もきれいで充実しており、ゆっくりリラックスすることができた。今後もちょくちょく来てもいいかもしれない。

それからその足で街中まで買い物に移動したが、道中、前を走っていた車のナンバープレートを見ておやっと思った。ひらがながあるべきはずのところに「Y」と書かれているのである。「わ」が書かれていればレンタカー車両であるというのは聞いたことがあったが、アルファベットが書かれているものもあるとは知らなかった。帰宅してから調べてみたら、在日米軍の専用車両にはアルファベットがつくのだそうだ。おそらく、岩国基地の関係者の車両だったのだろう。

忙しい週末

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午後の情報代数の講義は1ヶ月ぶりだった。前回行ったのが12月16日。その翌週の金曜日は祝日で、それから後は冬休みに入ってしまった。年明けは1月13日からのはずだったが、センター試験の準備をするという理由でまたもお休みになり、とうとう5週間も間が空いてしまったのだ。こんなに時間が経ってしまっては、学生がこれまでの内容を忘れてしまっていてもあまり文句は言えないだろう。もっとも、覚えていたことがあったかどうかは定かではない。

その後の時間は、また修論や卒論の提出を間近に控えた学生の面倒を見ることに費やす。来週、再来週に提出の締切が迫っており、さすがに彼らも尻に火がついている。研究室に入れ替わり立ち替わりやってきては原稿のチェックを頼まれるので、そのたびにあちこちを書き直しては返す作業を繰り返した。これだけでもかなり消耗させられたが、そろそろ帰ろうとしていたら彼らのコンピュータの調子が突然悪くなり、フォントの表示がおかしくなってしまった。こういう大事なときに、コンピュータはおかしくなるようにできているものなのだ。

あれこれ対応に追われ、帰宅したときにはもう9時を回っていた。もうくたくただ。明日休みなのがうれしい。

昨日に引き続き、今日も帰宅するといろいろ届け物が来ていた。昨日は封書ばかりだったが、今日は荷物中心。まず一番大きな段ボールは、先週ネットで注文しておいた掛け布団用のカバー。中くらいの段ボール箱は、2週間前に注文したチェスの定跡書3冊。そしてメール便で届いた小さな包みは、これも数日前にネットで発注したジャック・ルーシェの "Play Bach" の中古CD1枚。バラバラに注文したのに、全部同じ日に届くとは不思議な偶然だ。

中学生のころだったか、うちにCDプレイヤーというものが入ってまだ間もないころ、親がプレイ・バッハのCDを買ってきた。私自身はもちろん初めて聴く音楽だったが、ベースやドラムがつくる小気味よいリズムにのせてピアノがおしゃれにバッハを奏でるのは実に気持ちよく、やがて頻繁に愛聴する1枚になった。昨年、当時のことを思い出して久しぶりにジャック・ルーシェのCDを買ったが、あのころ聴いた録音よりさらに古い時代の演奏で、音質も洗練さもいくらか劣っているように感じられた。やはりあのころ聴いたあの演奏を聴きたい。そう思い、この年末年始に実家へ帰省したときにCDの棚を探してみた。しかし、家のリフォームや大掃除をする際にどこかへ行ってしまったのか、どうしても見つからなかったのである。そこで、同じものを買ってしまったのだった。

今、懐かしさを感じつつ、そのCDを聴きながらこれを書いている。

帰宅すると封書が2通届いていた。1通目は発行が遅れていたプロブレムパラダイスの第56号。季刊誌なのだが、表紙に載っているのは "October-December 2010" の文字で、つまり発行されるべき時期から1年以上遅れている。編集長のWさんが忙しすぎるから無理もないが、さすがにこのズレは解消した方がいいということになったようで、2011年分は休刊扱いとして次号は "Jan-Mar 2012" になるようだ。中を見ると、今年の9月に神戸で開催されることになったチェスプロブレム世界大会に関する記事が目を引く。世界中から200人くらいの愛好家が集まり、まるまる1週間、チェスプロブレムをめぐって様々な催しが行われる。日本で開催されるのはもちろん初めてだ。どんな大会になるのだろうか。

もう1通の封書もチェスプロブレム関係で、こちらは海外からのヘルプメイトの作品投稿。ときどき自作を送ってくれるポーランドの方からだ。最近投稿される作品が枯渇気味で、プロパラに掲載する作品選びに苦労しているので、こうやって新作を届けてくれるのは非常に助かる。先日も別の方から作品をいただいたし、これで次号の原稿も何とかなりそうだ。



1940年の作品。底本では初手に対する2本の変化が並置されていたが、棋譜再生の都合上、ここでは片方をメインラインとして扱っている。1...f1Q以下のラインは前問と同じであり、1...Bd6+以下のラインは1つめのラインのエコーになっている。次の163番も参照のこと。

サイズの交換

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勤務先を出ると、家に帰る前に郊外のショッピングセンターまで足を伸ばした。実は昨日、ここにある某大手衣料量販店でルームウェアを買ったのだが、昨夜着てみたら思いの外小さかったのである。一つ大きなサイズに交換してもらえませんかと聞いたところ、すぐに対応してくれた。今はそのウェアを着てこれを書いている。

実はこういうことはこれが初めてではない。以前にも、買ってきてみたら小さすぎて、一つ上のサイズに交換してもらったことがあった。それならいつも大きい方を選べばよいように思うのだが、逆に大きすぎて小さいサイズに替えてもらったこともあるのだ。自分が2つのサイズの境界線上にいるものだから、どちらが正解かがそのときそのときで違うのである。試着をすればいいのだろうが、衣類によってはそれが難しいものもあるし、何より面倒だ。かくして、たいていは丁半ばくちのようにサイズを選んで買ってしまうのだった。

昨日は朝からで歩いて少々疲れたので、今日はゆっくり過ごすことにした。低山とはいえ山登りはやはり体力を使うので、翌日は遅くまで寝ていたい。

VongoleRosso2.jpgVongoleRosso1.jpgお昼は、先月に続いてまたボンゴレ・ロッソをつくってみた。前回もまあまあおいしくできたものの、砂抜きがどうもうまくいかなかったので再挑戦したかったのである。実は、昨日買ってきたアサリを昨夜のうちに塩水につけて置いておいた。今朝、おそるおそるかぶせていた新聞紙をのけてみると、みんな元気に水管を出している。底の方に砂粒も見える。どうやらうまくいったようだ。そうやって見ている間にも、何匹かがピュッと水を噴き出すものだから、あわてて新聞紙をかぶせなければならなかった。

ここからあとはほぼ前にやった通り。ニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで炒め、これにアサリを加えて白ワインをまわしかける。パカッパカッと小気味よい音を立ててアサリが口を開けると気分がいい。ホールトマトをつぶしながら入れ、パスタをあえて最後にイタリアンパセリを散らして完成。パスタもアサリも多めだったので大盛りになってしまったが、味は十分満足できるものだった。リベンジが果たせて一安心。

今日は瀬戸内海の島、似島(にのしま)にある安芸小富士に登ってきた。似島に行くのは2009年の3月5月に行って以来で、今回が3度目になる。山登りも昨年の4月を最後に中断しており、すっかり筋力が落ちてしまっている。リハビリも兼ねて、比較的楽に登れる安芸小富士からの眺めを久しぶりに楽しもうというわけだ。

宇品港を9時半に出る船に乗船。10時過ぎに似島に着くと、早速登山口から登り始める。記憶では簡単に登れるような気がしていたが、出だしの急坂が思っていたよりきつく、最初の20分くらいはゼイゼイ息を切らしてときどき立ち止まらなければいけなかった。しかしそこを過ぎるとだいぶ緩やかになり、左右の景色を楽しみながら登れるようになる。ここは頂上だけでなく、登っている途中でも瀬戸内海の景色を楽しめるのが魅力だ。

NinoshimaPanorama1.jpg11時過ぎには山頂に到着した。天気は晴れていて陽光が暖かかったが、なぜかどちらを見ても霞がかかったようにぼうっとしており、遠くの景色はかすんでしまってよく見えない。こういう風景が見られるのは春が近づいてからだろうと思っていたので、意外だった。それでも、瀬戸の島々とたくさんの牡蠣筏、そしてその間を縫うように幾多の船が行き来する様子は美しかった。

頂上にはすでに大人数のグループが来ており、持参したらしい牡蠣を食べながらビールを飲み始めた。それがどうも騒がしいので、山頂から少し道を戻り、静かで眺めもいいところに陣取ってお昼の弁当を広げる。道ばただったが登山客が通り過ぎることはほとんどなく、ゆっくり食べることができた。

NinoshimaPanorama2.jpg腹も落ち着き、一服したところで活動再開。今度は途中で登ってきた道から分かれ、島の東側にある似島学園の脇に出るルートで下山する。学園前の桟橋からも宇品港行きの船が出るので、帰りはそちら側から乗船しようという計画である。ところが、この道が予想していたより降りにくかった。勾配が比較的急なうえに砂利道が多く、とにかく滑りやすいのである。そのうえ、ときどき木々が切れて目の前に美しい海の景色が広がるので、足を止めてはちょくちょく写真を撮るものだから、なおさら時間がかかってしまった。

何とか船の時刻に間に合い、2時前には宇品港に戻った。そこから街中に回り、本や食料品などいくつか買い物をして5時過ぎに自宅にたどり着く。ちょっと疲れたが、なかなか充実した一日だった。

一昨日の脱走騒ぎは、何とか犯人を捕まえたようで一安心。あまり遠いところまで行っていなかったのが幸いしたようだ。

今日は日中、同僚の先生と来年度以降の線形代数学の進め方について打ち合わせをした。次年度からカリキュラムが少し変わるため、それにどう合わせて講義をしていくかについて話し合う。さらに3年後からは、新しい学習指導要領の元で高校数学を学んだ世代が入学してくる。行列を全く学習していない人が相手になるわけだから、これはかなり大変だ。基本的な計算練習からは始めなければいけないことを考えると、今教えている内容をどうしてもいくらか削らなければいけないだろう。他の大学ではどう対応するのか、時期が迫ってきたら他大学の先生方に聞いてみたい気もする。

打ち合わせの後は、また4年生や修士課程学生の指導。その他、細々とした仕事をいくつか片づけて8時過ぎに帰宅。

折紙本届く

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今朝の冷え込みは厳しかった。昨日の夕方から降っていた雪が夜のうちにあがってくれていなかったら、道路がガチガチになっていたかもしれない。

帰宅すると、一昨日注文した折紙本がもう届いていた。今回買ったのは3冊で、いずれもRobert J. Lang氏の作品集。やはりこの人の作品は隙のないテクニックから生まれるリアリティがあって、折っていて安心感がある。1冊目は大作 "Origami Design Secrets" の第2版初版は持っているのだが、今回新たに追加された折図や説明がどうしても見たくなって買ってしまった。残りの2冊はいずれもJohn Montroll氏との共著で、"Origami under the sea" と "Sea creatures in origami" というタイトル通り、水中に住む生物の折紙作品集である。ほとんどは "Origami sea life" (絶版)に収録されていたものだが、いくつか新作も加わっているようだ。笑ってしまったのは、"Origami under the sea" に掲載されていたMontroll氏の連作。"Tadpole" (オタマジャクシ)と "Frog" (カエル)はいいとして、"Tadpole with Hind Legs" (足が少し生えてきたオタマジャクシ)と、"Froglet" (まだしっぽが残っているカエル)の折紙まで載っているのだ。このこだわり方は、並みではない。

しばらくパラパラとページを眺めるのを楽しんで、時間ができたらどれか折ってみよう。

物騒なニュース

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今日も忙しかった。今月はずっとこんな調子だろう。

8時頃まで卒業研究の指導や数学演習の採点をやっていて、そろそろ帰ろうというときに突然アナウンス音が鳴った。こんな時間にお知らせとは珍しい。
「全校の皆さんにお知らせいたします。本日午前10時頃、吉島にある広島刑務所の囚人が脱走いたしました。現在もまだ逃走中です。女子学生の皆さんは必ず複数で、すみやかに下校してください。脱走した男の容姿は......」
すでにニュースが流れていたので知ってはいたが、何とも物騒な話だ。吉島は何度か訪れたことがあるが、街の真ん中に刑務所があるということを、今回の事件で初めて知った。しかし、工事のために刑務所の塀に足場を組んでいたというのだから、何とも間抜けな話である。早く捕まってほしいものだが、だいぶ時間が経ってしまったのでちょっと難しいだろう。

本を注文

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朝から忙しかった。仕事始めは先週だったが、3連休が挟まったせいか、今日こそが本来の仕事始めで、この間はいわば「プレ仕事始め」だったような気がしてくる。会議やら数学演習の準備やら4年生の卒業研究のチェックやら、あれこれ仕事をこなした。

やっと諸々の用事が終わって一息ついたところで、急に本を注文したくなってきた。ネットであれこれ物色し、前から気になっていた折紙の本を発注。さらに、チェスの本も注文してしまった。趣味の本を新しく買うのは最近少なくなっていた。チェスの本など、かなり久しぶりなのではないだろうか。今から届くのが楽しみだ。

昨日は遠出をして疲れたので、今日はお昼過ぎまでのんびり過ごした。午後になってから街中まで出かけ、あれこれ買い物。夕方には帰宅した。

今日買ったものの一つは、台所の蛇口に取り付ける浄水器だ。前の家で使っていたものと同じタイプで、レバーを動かすと、浄水を出したり、原水をシャワーにして出したりすることができる。取り付けは特に問題なくできたように思われた。シャワーにすると、皿洗いなどの際、水を勢いよく出しても跳ね返ることがなく、非常に快適だ。今日もいい買い物をした、と思っていた。

ところが、浄水に切り替えてしばらく使っていたところ、突然四方八方に水が飛び散った。あわてて水を止めて調べると、蛇口に取り付けられている断熱キャップと呼ばれる部品がずれて外れかかり、隙間から水が漏れている。元の場所にいったん戻しても、浄水を出そうとすると水圧で少しずつずれていってしまうようなのである。あれこれいじってみたが、すぐには対処方法が分からなかった。もしかして、この蛇口のタイプでは使えないものだったのだろうか。まあしばらくは、浄水は使わないで様子を見ることにしよう。

上蒲刈島に行く

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昨日、今日と1泊2日の予定で実家から親が来ていた。今日はどこか観光に出かけることにしたが、宮島はもう何度も訪れているし、山陰の方は急な雪が心配だ。考えた結果、瀬戸内海に浮かぶ島、上蒲刈島を目指すことにした。ここは2年ほど前に山登りのために訪れたことがある。瀬戸内海の穏やかな眺めと静かな環境が気に入ったので、また行ってみようと思っていた。

Kamikamagari2.jpgKamikamagari1.jpgお昼頃に出かけ、1時間半ほどで上蒲刈島の「県民の浜」に到着。レストランで少し遅いお昼をいただいた後、土産物屋で藻塩(古代の製法でつくられた塩)やみかんなどを購入。それから浜辺を歩いた。今日は素晴らしい天気で、真っ青な空と海に挟まれて島々が幾重にも並ぶ眺めは実に美しく、瀬戸内海の景色を堪能することができた。やはりこういうところは、天気の善し悪しが何より大事だ。これがどんよりとした曇り空だったら、全然印象は違っていただろう。

遠くの島をよく眺めると、わずかに海面から浮き上がっていたように見えていた。これは以前、松山から広島へ渡る船の中からも見えた浮島現象だろう。冬の瀬戸内海ではよく見られる光景なのかもしれない。

夕方に上蒲刈島を後にし、広島に戻る。広島駅で親を送った後、街中に出た。行き先は、ジャケットを注文した洋品店。昨年末にここを訪れて品物を受け取ろうとしたところ、「ホンセッパしないといけない」から年明けまで待ってほしいと言われていたのだった。その作業が終わったと一昨日連絡を受けていたのだ。しかし店に向かう途中、少し不安だった。いざ受け取ろうとしたら、「お渡しする前にジュンセッパしないといけない」とか何とか、また知らない単語が出てきて待たされるんじゃないだろうか......。しかし、幸いそれは杞憂に終わり、無事新しいジャケットを持ち帰ることができた。袖口を見ると、確かにボタンを外せば開くようになっている。なるほど、これが本切羽か、と納得。

仕事始め

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正月三が日が過ぎてからも、一昨日、昨日と休みをとっていたので、今日が仕事始め。学生とコンピュータの面倒を見ていたら、それだけでほとんど終わってしまった。来週は修論や卒研の題目届を提出しなければならず、その後にすぐ本編の締切もやってくる。いよいよ忙しくなりそうだ。

8時過ぎに帰宅。昨日は1通も来ていなかったのに、今日はまただいぶ年賀状が届いていた。



1940年の作品。底本では2手目からは2つの変化が並列の関係で書かれていたが、ここでは棋譜再生の都合上、片方をメインラインとしている。Kubbelは、本作と次の162番を融合する形で163番を生み出した。

チェスの話

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午後に神戸を出て、広島の我が家に帰ってきた。寒さが厳しく、家の周辺はうっすらと白くなっていた。今夜にもう少し降りそうだ。年賀状をチェックし、何人かに急いでお返事を書いた。

新幹線の車内で、昨日読み残していたツヴァイクの「チェスの話」を読む。ナボコフの「ディフェンス」と並んでチェス小説としては有名だが、まだ読んだことがなかった。やはりここでも、ツヴァイクが生きた時代の暗い社会情勢が色濃く反映されており、読むものの心に深い印象を残す。小説などにおいてチェスはしばしば狂気と隣り合わせのものとして描かれることがあるが、本作ではさらに、精神的な自由を奪われて極限的状況に置かれた人間に、ただチェスを考える楽しみだけを与えるという残酷な設定がなされている。作中にはAlekhine-Bogoljubov戦の棋譜も少しだけ登場するが、ツヴァイクがどれくらいチェスを指したのかは興味のあるところだ。もっとも彼の過酷な運命を考えれば、後半生はチェスどころではなかったのかもしれない。

ツヴァイクはなかなか面白いので、またそのうち読んでみよう。

お昼を食べてから実家を後にした。今夜は神戸にある妻の実家に泊まり、明日広島に帰る予定。

新幹線の車内では少し報告集の原稿でも書こうと思っていたが、結局昨日買ったツヴァイクの短編集をずっと読みふけってしまった。だいぶ前に出た全集から4つの短編を抜き出して1冊にまとめたもので、そのうちの1つの「チェスの話」が表題になっている。昨日東京駅まで出た際にぶらっと丸の内の丸善に立ち寄ったら、チェスの棚に並んでいたのだった。出版されたのは昨年の夏らしい。車内では表題作以外の3つの作品、「目に見えないコレクション」、「書痴メンデル」、「不安」の3編を読んだ。読みやすいし面白い。特に「書痴メンデル」は読み終わった後に深い余韻が残り、なかなかよい短編だと思った。

「書痴メンデル」には、ある特定のことに熱中するあまり、周りから奇人扱いされてしまう人物が登場する。「目に見えないコレクション」に出てくる人物もこれに近い。どういう社会にもこんな人はいるものだが、数学界にいるとなおさらそういう人物が身近に感じられて、何だか親近感を覚えてしまう。また、そういう人物の存在を許容しない社会がどれほど不健全なものであるかも、ツヴァイクを読むと伝わってくるのだった。

龍を折る

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OrigamiEasternDragon2.jpgOrigamiEasternDragon1.jpgここ数年は、新しい年を迎えるのに合わせて干支の動物の折紙を折っている。今年は龍。紙は30cm×30cmで、アルミホイルの片面にカラペを裏打ちしたものを用いている。モデルの作者は前川淳氏。これまで折ってきた作品と比べれば、それほど難しい箇所もなく、あっさり折り上げることができた。年賀状のカットにも利用したので、実際に完成したのは年末である。

一昨年の夏に折った神谷哲史氏の「エンシェントドラゴン」を始め、ドラゴンの折紙はかなり作例がある。かっこよくて見映えもするから、折紙作家の創作意欲を刺激するのであろう。しかしそれらはみな背中に大きな羽を生やしており、肉付きのいいがっしりとした身体を持っている。つまり、あくまで「ドラゴン」であって「龍」ではないのである。やはり干支らしい東洋風の造形の作品を折りたかったので、この前川氏の作品を選んだ。それほど無理はしていないのに、顔のまとめ方も全体のバランスも龍らしさが出ていて、さすが一流作家と思わせる。東洋風の龍の折紙としては、この他に神谷哲史氏の超絶的作品「龍神3.5」が有名だが、さすがにこちらを折るのは自分には無理だろう。

前川氏の作品はいずれまた折ってみたいと思う。

(折紙モデル:「龍」、前川淳、「本格折り紙―入門から上級まで」(日貿出版社) 所収)

謹賀新年

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謹賀新年。今年もよろしく。

新年一日目は正月らしく、お屠蘇とおせち料理をいただくことから始まった。食べ終わって一服していると、何やらかすかに家が揺れている。あれれ、地震かなと思っていたら、次の瞬間にグラッと大きな横揺れが来た。新年早々地震とはあまり気持ちのいい出だしではないが、顕著な被害が出るような大きさではなかったのは幸いだった。

夕方から家族で浅草まで出かける。予想はしていたが、大変な人出だった。スカイツリーが間近に見えるので、このへんは以前にもまして人が集まるスポットになったようだ。浅草寺に初詣することも考えたが、あまりに人が多くて時間を食いそうだったので、あきらめてその足で秋葉原に回る。少し買い物をして、夕飯を食べてから帰宅した。

2016年4月

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