ツルを折る

| コメント(2) | トラックバック(0)

OrigamiCrane2.jpgOrigamiCrane1.jpg今日はツルを折ってみた。もちろん今日一日で完成したわけではなく、この1ヶ月間くらいずっとかかりきりでやっと折り上げたものである。折紙のツル、といったら誰でも折り鶴を思い浮かべると思うが、今回折ったのはあれではなく、もう少し実際のツルに近い造形のものだ。モデルの作者はRobert J. Lang氏。紙は35cm×35cmで、アルミホイルの両面に白いカラペを裏打ちしたものを用いている。Lang作品はこれまでにずいぶん折ってきているが、今回も彼特有の難しい折りが大量に出てきてずいぶん悩まされた。羽の部分は折図の指示と少し違った形になってしまい、少しごまかしてしまっている。何とかそれらしい形になってくれたのは幸運だった。

この作品は自立しないため、ポーズをとらせるためには何かで支えてやらなくてはいけない。そもそも鳥類は2本足なのに上体は羽を広げていたりするから、折紙で表現しようとすると安定して立たせるのが非常に難しいのである。こういう作品をどうやって置いておけばいいか、ディスプレイの仕方についても少し検討した方がいいかもしれない。今回はメラミンスポンジの上に支えを立ててみた。こうすると雪の上を歩いているようにも見えるから、悪くないだろう。

ツルの折紙は実はこれ以外にもいくつかあり、Román Díaz氏や神谷哲史氏も魅力的な作品を発表している。ツルの美しい姿が創作意欲を刺激するのだろうが、ツルという鳥が折紙にゆかりのある存在であることとも無縁ではないだろう。いずれ他の人の作品にも挑戦してみたいと思う。

なお、本作は最近発刊された "Origami Design Secrets" の第2版に折図が収録されている。初版には出ていないのでご注意を。

(折紙モデル:"Dancing Crane", Robert J. Lang "Origami Design Secrets, 2nd edition" (A K Peters Ltd.) 所収)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://monsieur.ddo.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/595

コメント(2)

華麗な羽先ですね。全身が白だと、どこが黒かったか(赤かったか?)色が気になって仕方ないです(笑)。

ツルの色になるように、最初から紙の一部を黒と赤に塗っておけばいいのかもしれませんが、さすがにそれは難しいですね。

コメントする

2014年6月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

このブログ記事について

このページは、natsuoが2012年2月12日 23:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「灰が峰に登る」です。

次のブログ記事は「二日遅れの筋肉痛」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.07